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二葉亭四迷が小説『浮雲』に記した格言(小説家)[今週の防災格言230]

time 2012/05/07

二葉亭四迷が小説『浮雲』に記した格言(小説家)[今週の防災格言230]


『 人生の困難に出遭って、独りで苦悩して独りで切り抜けると云うは俊傑すぐれもののする事、並や通途つうずの者ならばそうはいかぬがち。 』

二葉亭四迷(1864〜1909 / 明治の小説家 翻訳家 代表作『浮雲』)

格言は小説『浮雲(明治20〜22年)』より。

曰く―――『 自心に苦悩が有る時は、必ずその由来する所を自身に求めずして他人に求める。求めて得なければ天命に帰してしまい、求めて得れば則ちその人を媢嫉ぼうしつする。そうでもしなければ自ら慰めることができない。』と続く。

媢嫉ぼうしつ(冒疾)は「妬み憎む」こと、通途つうずは「ありふれた」の意。

東京市ヶ谷に生れた二葉亭四迷(ふたばていしめい / 本名 長谷川辰之助)は、後世の自然主義作家に多大な影響を与えた小説家。東京外国語学校露語科(現・東京外国語大学)を中退し、明治20(1887)年、坪内逍遥のすすめで、評論『小説総論』や近代小説の先駆とされる言文一致体で書かれた『浮雲』を発表。翌年、ロシア文学のツルゲーネフ『あひびき』『めぐりあひ』を翻訳。明治32(1899)年、東京外国語学校教授となるが明治35(1902)年に辞職。明治37(1904)年に大阪朝日新聞社に入社し『其面影』『平凡』を東京朝日新聞にて連載。明治41(1908)年に特派員としてロシア・ペテルブルグに赴任するも、その帰国途中に肺結核で死去。享年45。

■「二葉亭四迷」氏に関連する防災格言内の主な記事
鈴木三重吉 (児童文学者)(2011.02.21 防災格言)

 

<編集長 拝>

 

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