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ポール・クローデルが日本大使時代に遺した格言(フランスのカトリック詩人)[今週の防災格言262]

time 2012/12/17

ポール・クローデルが日本大使時代に遺した格言(フランスのカトリック詩人)[今週の防災格言262]


『 大津波、台風、火山の噴火、地震、大洪水などたえず何か大災害にさらされた日本は、地球上の他のどの地域よりも危険な国であり、つねに警戒を怠ることのできない国である。 』

ポール・クローデル(1868〜1955 / フランスの劇作家 詩人 外交官)

ポール・クローデル(Paul-Louis-Charles Claudel / 1868〜1955)は1921(大正10)年から6年間駐日大使を勤めたフランスのカトリック詩人。姉は女性彫刻家のカミーユ・クローデル(Camille Claudel / 1864〜1943)。
パリで高等教育を受けたのちパリ大学法学部と高等政治学専門学校に在籍。級友に作家・ロマン・ロランなどがおり、ランボーの詩『イリュミナシオン』に衝撃を受け文学を志す。1890年に外交官試験に首席合格。外交官として世界各地を歴任の後、姉のジャポニズムの影響もあり、かねてからの希望の地であった日本に駐日フランス大使として赴任する。その間、詩人・劇作家として活躍。1955年パリの自宅で没、86歳。コロンビア大学名誉博士、ケンブリッジ大学名誉博士号。代表作に『黄金の頭』『火刑台上のジャンヌ・ダルク』『東方所観』など。

格言は日本大使時代の日本印象記『朝日の中の黒い鳥(内藤高訳 講談社学術文庫 1988年)』より。
大正12(1923)年9月1日の関東大震災が発生した時、横浜で罹災したクローデルは、9月20日にフランス外務省宛に大震災の内容について報告する電報を送った。震災直後に書かれた「日本壊滅。一人の証人の印象」と題するテキストは、翌年にフランス「Lectures pour Tous(レクチュールプールトゥース)」誌に掲載され、後に「炎の街を横切って」と改題され『朝日の中の黒い鳥』に収録される。

■「関東大震災」に関連する防災格言内の記事
首都直下 ホントは浅かった 佐藤比呂志教授と関東大震災(2005.10.26 編集長コラム)
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今週の防災格言<34> 関東大震災十周年防災標語(2008.7.7 防災格言)
今週の防災格言<41> 芥川龍之介(小説家)氏(2008.8.25 防災格言)
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今週の防災格言<171> 鈴木三重吉(児童文学者)氏(2011.2.21 防災格言)
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今週の防災格言<246> 大曲駒村(俳人・銀行員)氏(2012.08.27 防災格言)

 

<防災格言編集主幹 平井 拝>

 

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