防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備(しそくゆうび)」

防災意識を育てるWEBマガジン

伊集院静がエッセイ『大人の流儀』に記した格言(作家)[今週の防災格言220]

time 2012/02/27

伊集院静がエッセイ『大人の流儀』に記した格言(作家)[今週の防災格言220]


『 当人がどれだけ注意していても災難の大半はむこうからやってくる。交通事故と同じだ。 』

伊集院静(1950〜 / 作家・作詞家 CMディレクター 代表作『乳房』)

格言はエッセイ『大人の流儀(講談社 2011年)』の「春」より。

作家の伊集院 静(いじゅういん しずか)氏は、山口県防府市の裕福な在日韓国人の家庭に生まれ、のちに日本に帰化。立教大学文学部を卒業後、広告代理店勤務を経て、テレビCMディレクターとなる。1981(昭和56)年に短編小説『皐月』で作家デビューし、1991(平成3)年『乳房』で吉川英治文学新人賞、翌1992(平成4)年『受け月』で直木賞、1994(平成6)年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002(平成14)年『ごろごろ』で吉川英治文学賞を受賞。
作詞家としても歌手の近藤真彦の『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』など大ヒット曲を手がけている。
たいへん美女にモテる男性としても知られ、広告代理店時代に最初の夫人(女優・西山繭子の母)と結婚し数年後に離婚。1984(昭和59)年に女優・夏目雅子と再婚し、神奈川県鎌倉市由比ガ浜で過ごすが、翌年に急性白血病により死別。1992(平成4)年に宮城県仙台市出身の女優・篠ひろ子と再婚した。

2011(平成23)年3月11日の東日本大震災の発生時には仙台市の自宅にいたという。
その様子を夕刊フジ(2011年3月28日)紙面で語っている。

曰く―――

被災から5、6日目、多くの遺体が見つかっているというニュースをラジオで聞いた。周りは死者ばかりなんだ・・・自分は生きているが、本当に生きているのか?なんでこんな切ないんだという悲しみが来た。男の私でそうだから、お年寄りや女性、子どもはもっとだ。ケアしないとその人の一生にかかわる。被災者の近くの人はなるべく声を掛けてほしい。

寒さと余震に震えた。東北の救援が大事なのに、東京からのニュースは原発ばかりで、怒りが込み上げた。人々を生きて救い出してほしいと願った。

被災した側だから言う。東京人は本当に買い占めをする必要があるのか、自らに問い返すべきだ。道徳や規律がなければ“街”ではない。東京人はコミュニティーのない「仮住まい」にいるのだろうか。不道徳の連鎖は卑しい。未来のあるものを優先しなければならない。

■「伊集院静」氏に関連する防災格言内の主な記事
藤本義一 (小説家・放送作家)(2011.01.17 防災格言)
作家 立松和平(2010.02.15 防災格言)
ニュースキャスター 筑紫哲也(2009.09.21 防災格言)

 

<編集長 拝>

 

[このブログのキーワード]
防災格言,格言集,名言集,格言,名言,諺,哲学,思想,人生,癒し,豆知識,防災,災害,火事,震災,地震,危機管理,非常食
メルマガ登録バナー
E-mail
お名前
※メールアドレスと名前を入力し読者登録ボタンで購読

アーカイブ