黒岩涙香が著書『天人論』に記した格言(新聞記者）[今週の防災格言180]

『 生命は天然に唯（た）だ一個の向上主義なり。 』

黒岩涙香（1862〜1920 / 明治の翻訳家・作家・新聞記者 「万朝報（よろずちょうほう）」を創刊）

格言は著書「天人論（1903（明治36）年）」より。
生物は “活きんと欲する意思” を原動力にして向上に向けて生きる、という意味。

土佐高知出身の黒岩涙香（くろいわ るいこう）は、明治時代を代表する知識人の一人。兄に畜産家・黒岩四方之進（くろいわ よものしん）。
17歳で上京後、「同盟改進新聞」「日本たいむす」「絵入自由新聞」「都新聞」の主筆を歴任、「法廷の美人」はじめ外国探偵小説を翻案。1892（明治25）年に大衆新聞の先駆となる「萬朝報（よろずちょうほう=万朝報）」を発刊。自ら連載した探偵小説がブームとなり、以降は、社会浄化や憲政擁護運動に努め、デュマ「巌窟王」、ユゴー「噫無情」など名作長編も翻案した。

■「黒岩涙香」に関連する防災格言内の記事
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三宅雪嶺[1] (哲学者・評論家・ジャーナリスト)(2017.01.30 防災格言)
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■「ジャーナリスト」に関連する防災格言内の主な記事
三宅雪嶺[1] (哲学者・評論家・ジャーナリスト)(2017.01.30 防災格言)
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黒岩涙香 (ジャーナリスト)(2011.05.23 防災格言)
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防災格言こぼれ話 「火事を待つ人」（ジャーナリスト・朝比奈知泉氏）(2010.07.29 編集長コラム)
松岡俊三 (ジャーナリスト 政治家)(2016.01.25 防災格言)
高山樗牛 (文芸評論家 ジャーナリスト)(2016.02.01 防災格言)
下村海南(下村宏)(ジャーナリスト 内閣情報局総裁)(2016.6.27 防災格言)
石山賢吉 (ジャーナリスト ダイヤモンド社創業者)(2015.02.23 防災格言)
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