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関東大震災を経験した川村花菱(脚本家)と山村耕花(画家)が遺した格言[今週の防災格言119]

time 2010/02/22

関東大震災を経験した川村花菱(脚本家)と山村耕花(画家)が遺した格言[今週の防災格言119]


『 何事もない世の中では、私共はとかくにおろそかに生きて仕舞うが、食料に事欠いて砂糖の価値を知るように、私共には、赤も、黄も、紫も、みんな無くてはならないのだ。 』

川村 花菱(1884〜1954 / 劇作家 脚本・演出家 代表作「母三人」)

関東大震災の過酷な現実を、被災した画家の山村耕花(やまむら こうか / 1886〜1942)がスケッチを描き、自宅で地震を体験した新派の脚本家・川村花菱(かわむら かりょう)が文章を添え、夕刊報知新聞で震災直後の1923(大正12)年9〜11月にかけ連載されたのが『大正むさしあぶみ』(1924年刊 報知新聞社出版部)である。これは、地震当日からの様子を、東京の二人が、遠く横浜・鎌倉・大磯まで災害地を歩き、学び得た印象や感想をまとめたもの。
この格言は『大正むさしあぶみ』「(十三)青」より。―――何もかもが無残に焦土となった東京下町を半日歩き続け、ふと州崎の防波堤に立ったとき広場に思いもかけず青々とした芝生を見つけた川村の感想。
感想は、「なつかしい恋しい青!私は滋養物でもとるように、深い息をいつまでも吸い込んだ。」と結ばれている。

■「関東大震災」に関連する防災格言内の記事
首都直下 ホントは浅かった 佐藤比呂志教授と関東大震災(2005.10.26 編集長コラム)
今週の防災格言<15> 佐藤栄作(政治家)氏(2008.2.25 防災格言)
今週の防災格言<22> 林芙美子(小説家)女史(2008.4.14 防災格言)
今週の防災格言<24> 安河内麻吉(神奈川県知事)氏(2008.4.28 防災格言)
今週の防災格言<26> 今村明恒(地震学者)氏(2008.5.12 防災格言)
今週の防災格言<27> カルビン・クーリッジ(米大統領)氏(2008.5.19 防災格言)
今週の防災格言<34> 関東大震災十周年防災標語(2008.7.7 防災格言)
今週の防災格言<41> 芥川龍之介(小説家)氏(2008.8.25 防災格言)
今週の防災格言<46> 清水幾太郎(ジャーナリスト)氏(2008.9.29 防災格言)
今週の防災格言<119> 川村花菱(脚本家)・山村耕花(画家)氏(2010.2.22 防災格言)
今週の防災格言<121> 内田百間(作家)氏(2010.3.8 防災格言)
今週の防災格言<124> 大和勇三(経済評論家)氏(2010.3.29 防災格言)
今週の防災格言<128> 後藤新平(政治家)氏(2010.4.26 防災格言)
今週の防災格言<134> 曾我廼家五九郎(浅草の喜劇王)氏(2010.6.7 防災格言)
今週の防災格言<146> 東善作(冒険家)氏(2010.8.30 防災格言)
今週の防災格言<171> 鈴木三重吉(児童文学者)氏(2011.2.21 防災格言)

 

<編集長 拝>

 

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