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藤本義一が阪神淡路大震災の時に遺した格言(作家)[今週の防災格言166]

time 2011/01/17

藤本義一が阪神淡路大震災の時に遺した格言(作家)[今週の防災格言166]


『 地震というのはとっても不安なんだ。五十年前、第二次大戦で空襲を受けたが、あの時よりも不安だった。空襲は焼けてしまうと一種の安心があった。もうここを爆撃には来ない、というね。ところが、今度は余震はくるし、また大きな地震がくるんじゃないかっていう不安が大きいんだ。 』

藤本義一(1933〜2012 / 作家・脚本家 代表作「鬼の詩(第65回直木賞)」)

阪神淡路震災の発生時、新幹線高架が落下した西宮市の現場のすぐ近くに住んでいた作家の藤本義一(ふじもと ぎいち)氏。大阪府立大学在学中からテレビ・ラジオの脚本、舞台脚本を手がけ、1974(昭和49)年「鬼の詩」で第65回直木賞を受賞。映画界で故・川島雄三(1918〜1963)監督に師事し「貸間あり」「駅前シリーズ」「悪名シリーズ 」など脚本を手がけた。独特の話芸と親しみやすい人柄から日本テレビ『11PM』の司会も務めた。

この格言は、サンデー毎日(1995年2月12日号)より。

曰く―――『地震が起きてからしばらくは停電が続いたので、テレビはまったく役に立たず、携帯電話も通じなかった。ラジオだけで情報を得ていたんだが、それも最初は「震度4です」なんて言っていて、災害の全体状況は伝わってこなかった。そのうち、頭の上には報道機関が飛ばしたらしいヘリコプターが飛び交って、その爆音でラジオの音がかき消される。不安はこれでかなり増幅された。なにかとんでもないことが起こったのは確かなんだけどその起こった場所にだけ情報がこない。孤島にいるようだった。』

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<編集主幹・平井 拝>

 

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