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中島湘煙が新聞『自由燈(じゆうのともしび)』に記した格言(フェリス女学院名誉教授)[今週の防災格言189]

time 2011/07/25

中島湘煙が新聞『自由燈(じゆうのともしび)』に記した格言(フェリス女学院名誉教授)[今週の防災格言189]


『 人間は其の災害の多きを見て火を廃さんと云ふものはあらず。
蓋しけだし火の人生に必用にして、の災害は人の不用心か
あるいは其の器の全からぬによることを知ればなり。 』

中島湘煙(1863〜1901 / 女性解放運動家 作家 フェリス女学院名誉教授)

格言は政治家・星亨(ほし とおる / 1850〜1901)主宰の新聞「自由燈(じゆうのともしび)」論説「同胞姉妹に告ぐ(1884年6月17日)」より。

店長の意訳「 火は人の生活に欠かすことのないものだが、火によって火傷する人もいる。家や財産を焼き人をも焚き殺す大災害にもなる。しかし災害をみて火を廃そうとする者はいない。それら災害は人の不用心や、火というものを知らないから起るのだ。」

京都の呉服商「小松屋」の長女として生まれた中島湘煙(なかじま しょうえん / 別名:岸田俊子)女史は、明治の自由民権期に活躍した女性運動の先駆者として知られる人物。維新後、山岡鉄舟らの推挙で、宮中女官、文事御用掛となり、皇后(後の昭憲皇太后)に孟子を進講したが、一転して明治の自由民権運動に身を投じ、日本最初のフェミニスト、近代日本初の女性作家、初の女性演説者として注目を集めた。幕末に武市半平太(瑞山)の土佐勤王党や坂本龍馬の海援隊などで活躍した土佐出身の自由民権運動家で神奈川県令(知事)だった中島信行(なかじま のぶゆき / 1846〜1899)の後妻となり、民権論・ 男女同権を説いた。

■「中島湘煙」女史に関連する防災格言内の記事
今週の防災格言<130> 土佐藩主・山内容堂公 (2010.05.10 防災格言)
今週の防災格言<143> 山岡鉄舟氏(幕末から明治の政治家)(2010.8.9 防災格言)

 

<編集長 拝>

 

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