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福田恆存が著書『藝術とはなにか』に書き記した格言(評論家)[今週の防災格言394]

time 2015/07/06

福田恆存が著書『藝術とはなにか』に書き記した格言(評論家)[今週の防災格言394]


『 神は演出し、人間はその演出にしたがって踊る。 』

福田恆存(1912〜1994 / 評論家・劇作家・翻訳家 代表作『龍を撫でた男』)

格言は『藝術とはなにか(要書房 昭和25年)』より。

―――《 が、その神という観念を創造したのは人間です。とすれば、人間が人間を演出し、躍らすために、神の観念を必要としたのにほかならない 》と続く。

福田恆存(ふくだ つねあり)はシェイクスピアやD・H・ロレンスの翻訳などで知られる英文学者・劇作家。日本近代文学への鋭い文芸評論で注目されたが、戦後の平和憲法や国語国字改革を批判するなど保守派の論争家として活動した。1969(昭和44)年から1983(昭和58)年まで京都産業大学教授を務めた。
東京市本郷区出身。第二東京市立中学校(現東京都立上野高等学校)、旧制浦和高等学校を経て1936(昭和11)年、東京帝国大学文学部英吉利文学科を卒業。1937(昭和12)年に『行動文学』の同人となり文芸評論を始め、1954(昭和29)年には「平和論の進め方についての疑問」を『中央公論』に発表し進歩派の平和論を批判した。1952(昭和27)年に文学座入りし劇作家、演出家として活躍。シェイクスピア『ハムレット』や自作『龍を撫でた男』などの演出を担当するが、文学座の看板女優・杉村春子と対立し1956(昭和31)退団。1963(昭和38)年、芥川比呂志、仲谷昇、小池朝雄、岸田今日子、神山繁らと財団法人「現代演劇協会」を設立し理事長に就任。協会附属の「劇団雲」ではシェイクスピア劇の作・演出を担当するが、やがて劇団雲のリーダーであった盟友の芥川と運営方針を巡って対立。1975(昭和50)年に芥川、仲谷、岸田、神山、中村伸郎らが雲を離脱し「演劇集団円」を設立すると雲の残留派らと「劇団昴」を新たに結成した。1977(昭和52)から1979(昭和54)に、フジテレビ系列の政治討論番組『福田恆存の世相を斬る』の司会進行役でテレビ出演。1987(昭和62)年『福田恆存全集』を刊行。1994(平成6)11月20日、肺炎により死去。82歳。
『龍を撫でた男』で1952(昭和27)年読売文学賞受賞、多年の評論活動により1980(昭和55)年菊池寛賞、芸術院賞受賞。

■「福田恆存」に関連する防災格言内の主な記事
芥川龍之介(小説家)(2008.8.25 防災格言)
清水幾太郎(ジャーナリスト)(2008.9.29 防災格言)

 

<防災格言編集主幹 平井 拝>

 

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