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関東大震災を体験した牧野富太郎の名言(1862~1957 / 植物学者 「日本植物学の父」 土佐出身)[今週の防災格言778]

time 2023/04/10

関東大震災を体験した牧野富太郎の名言(1862~1957 / 植物学者 「日本植物学の父」 土佐出身)[今週の防災格言778]

『 もう一度大地震に逢ひたい 』

 

牧野富太郎(1862~1957 / 植物学者 「日本植物学の父」 土佐出身)

 

連続テレビ小説「らんまん」の主人公・槙野万太郎のモデルとなった牧野富太郎博士。

近代植物学の権威として著名ですが、若い頃には、植物学のほかに地理、天文や物理学などの西洋科学を学んでおり、地震火山といった天変地異にも大いに興味を持っていました。

東京帝国大学理科大学講師となって10年、大正12年(1923年)。
61歳となった富太郎は、渋谷の自宅で関東大震災に遭遇します。
ただ、その感想は一般とはちょっと異なるものでした。

著書「続・植物記」(桜井書店 1944年)集録随筆「もう一度大地震に逢ひたい」で、次のように述べています。

これは甚だ物騒な話であるが、私はもう一度、かの大正十二年九月一日にあったようなこの前の大地震に出逢って見たいと祈っている。

ほとんど同じ回想がみれる「牧野富太郎自叙伝」(長嶋書房 1956年)でより詳しい震災の経緯が語られています。

曰く―――。

震災の時は渋谷の荒木山にいた。
私は元来天変地異というものに非常な興味を持っていたので、私はこれに驚くよりもこれを心ゆくまで味ったといった方がよい。

当時私は猿股一つで標品を見ていたが、坐りながらその揺れ具合を見ていた。
その中隣家の石垣が崩れ出したのを見て家が潰れては大変と庭に出て、庭の木につかまっていた。
妻や娘たちは、家の中にいて出てこなかった。家は幸にして多少の瓦が落ちた程度だった。
余震が恐いといってみな庭に筵(むしろ)を敷いて夜を明したが、私だけは家の中にいて揺れるのを楽しんでいた。

後に振幅が四寸もあったと聴き、庭の木につかまっていてその具合を見損なったことを残念に思っている。
その揺っている間は八畳座敷の中央で、どんな具合に揺れるか知らんとそれを味わいつつ坐っていて、ただそのしまいぎわにちょっと庭に出たら地震がすんだので、どうも呆気ない気がした。
その震い方を味わいつつあった時家のぎしぎしと動く騒がしさに気を取られそれを見ていたので体に感じた肝心要めの揺れ方がどうも今はっきり記憶していない。

何と言っても地が四、五寸もの間左右に急激に揺れたのだからその揺れ方を確かと覚えていなければならん筈だのにそれをさほど覚えていないのがとても残念でたまらない……もう一度生きている中にああいう地震に遭えないものかと思っている。

実は、帝都を焼きつくした未曽有の大震災では、震央に近い小田原や鎌倉などの神奈川県西部地域の揺れ(震度7)に比べると、東京都心の揺れはそこまで大きくなかった(震度5強~震度6強)といいます。

その点を踏まえると、富太郎の感想も違ってみえてくるのではないでしょうか。

… … …

さて、この震災で、金策に苦労して出版目前にこぎつけた自らが主催する雑誌『植物研究雑誌』が印刷所(三秀舎)ごと全て焼失してしまいました。

“火災”に懲りた富太郎は、

震災後二年ばかりして、渋谷から石神井公園付近の大泉に転居した。
標品を火災その他から護る為には、郊外の方が安全だと思ったからである。

ついに都心から郊外へと引っ越しを断行しますが、その後も、貴重な標品や蔵書を護るために“火災”に大いに悩まされたようです。

戦争末期の1945年(昭和20年)5月、空襲の危険から“疎開決行”を決意した牧野一家は、大泉学園から汽車を乗り継ぎ、山梨県の穂坂村へと疎開をすることになったようです。

 

… … …

牧野富太郎(まきの とみたろう)は、小学校中退で学歴を持たず、在野の植物学者でありながら多数の新種を発見、理学博士の学位を得て、日本植物分類学の基礎を築いた植物学者。
94年の生涯において日本中を歩きまわって集めた植物標本は50万枚、発見した新種は1,500種以上に及び、その蔵書は約4万5千冊を数える。
1953年(昭和28年)東京都名誉都民。1957年(昭和32年)文化勲章受章。

1862年(文久2年)5月22日、土佐国佐川村(高知県高岡郡佐川町)の酒造業を営む裕福な家に生まれる。
4歳で父親を亡くし、その3年後に母も他界。牧野家の一人息子として祖母に大切に育てられた。
寺子屋を経て、領主の家塾・名教館(佐川小学校)や地元の私塾・五松学舎で植物・地理・天文・物理などを学び、幼少から植物に興味を持ち、独学で植物の知識を身につけていった。
一時、板垣退助(土佐出身)の自由党に入り自由民権運動に傾倒するが間もなく脱退。1884年(明治17年)22歳の時に2度目の上京をし、帝国大学理科大学(現・東京大学理学部)植物学教室への出入りを許され、植物分類学の研究に打ち込むようになった。1889年(明治22年)、27歳の時に自ら創刊した「植物学雑誌」に新種ヤマトグサを発表し、日本人として初めて新種に学名をつけた。31歳で東京帝国大学理科大学(現・東京大学理学部)の助手となり、50歳から1939年(昭和14年)77歳となるまで講師を勤めたが、植物の文献購入や研究資金に加え、夫婦と13人の子供あわせ15人の家族を養うには助手や講師の給金では足りず常に借金をかかえ貧乏に苦しんだ。94歳で亡くなる直前まで、日本全国をまわって膨大な数の植物標本を作製し、1957年(昭和32年)1月18日、死去。
没後従三位に叙され、勲二等旭日重光章と文化勲章を追贈された。

尚、土佐(高知県)出身で同郷だった寺田寅彦(物理学者)の記念館(寺田寅彦邸)の石垣には「天災は忘れられたる頃来る」と彫られた石碑が埋められているが、この字は牧野富太郎の筆によるという。


写真:晩年の牧野富太郎とその家族たち












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瀬戸内寂聴(1922~2021 / 作家・天台宗尼僧 文化勲章(2006年) 本名・晴美)(2021.11.15 防災格言)
遠藤周作[1](1923~1996 / 作家・随筆家 文化勲章受章)(2010.07.12 防災格言)
遠藤周作[2](1923~1996 / 作家・随筆家 文化勲章受章)(2018.11.19 防災格言)
遠藤周作[3](1923~1996 / 作家・随筆家 文化勲章受章)(2021.04.19 防災格言)
司馬遼太郎(1923~1996 / 作家 文化勲章受章)(2015.01.12 防災格言)
日沼頼夫(1925~2015 / ウイルス学者 京都大学名誉教授 塩野義製薬副社長 文化勲章受章)(2020.01.27 防災格言)
江崎玲於奈(1925~ / 科学者 ノーベル物理学賞 文化勲章受章)(2018.03.19 防災格言)
田辺聖子(1928~2019 / 作家・随筆家 文化勲章受章)(2019.06.17 防災格言)
中西 進(1929~ / 国文学者 大阪女子大名誉教授 文化勲章)(2019.04.08 防災格言)
有馬朗人(1930~2020 / 原子核物理学者・俳人 東京大学名誉教授 政治家・参議院議員(1期)文部大臣(第125代) 文化勲章受章)(2021.08.02 防災格言)山田洋次(1931~ / 映画監督 文化勲章受章)(2010.05.24 防災格言)
安藤忠雄(1941~ / 建築家 文化勲章受章)(2008.10.6防災格言)

 

著者:平井敬也(週刊防災格言編集主幹)

 

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