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朝比奈隆が関東大震災の時に遺した格言(大阪フィルハーモニー交響楽団創立名誉指揮者)[今週の防災格言326]

time 2014/03/10

朝比奈隆が関東大震災の時に遺した格言(大阪フィルハーモニー交響楽団創立名誉指揮者)[今週の防災格言326]


『 災害に遭った時、
自分たちは守られているんだ、
という実感が得られることは大切だ。 』

朝比奈隆(1908〜2001 / 指揮者 大阪フィルハーモニー交響楽団創立名誉指揮者)

格言は、朝日新聞(1995年2月8日(水))の談話より。阪神淡路震災では、神戸市灘区の自宅で罹災。朝比奈隆、86歳の時である。

揺れが収まるまでベッドから動かなかった。関東大震災も体験しているから、とにかく安全な場所でじっとしていることが頭にあった。

―――と述べている。

朝比奈 隆(あさひな たかし)は、東京市牛込区(現東京都新宿区)出身の日本を代表する指揮者の一人。特に「ブルックナー指揮者」と呼ばれるほどブルックナーの交響曲の指揮では世界的に高い評価を受けている。
麻布尋常小学校(現港区立麻布小学校)、東京府青山師範学校附属小学校(現東京学芸大学附属世田谷小学校)、私立高千穂中学校(旧制)をなどを経て、1922(大正11)3月、旧制東京高等学校(現東京大学)尋常科2年に編入学。翌1923(大正12)年9月1日に関東大震災により家が焼けた。この頃に親戚の影響から音楽に興味を覚え、作曲家・橋本国彦(1904〜1949)に師事。1940(昭和15)年、新交響楽団(現NHK交響楽団)の指揮でデビュー。1947(昭和22)年、関西交響楽団(現大阪フィルハーモニー交響楽団)を創立し常任指揮者となった。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、シカゴ交響楽団などのオーケストラに多数客演、欧州公演を成功させるなど海外でも高い評価を受けた。1969(昭和44)年紫綬褒章受章、1975(昭和50)年芸術院賞受賞、1994(平成6)年文化勲章受章、没後従三位に叙位。「指揮者は立って指揮でき なくなったら引退するもの」という自身の言葉どおり、2001(平成13)年10月24日の名古屋公演をした後に不調を訴え入院、そのまま12月29日に死去。満93歳。

■「朝比奈隆」氏に関連する防災格言内の記事
清水幾太郎(2008.09.29 防災格言)
岩城宏之(2008.02.18 防災格言)

 

<防災格言編集主幹 平井 拝>

 

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