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林達夫が『平衡的精神について〜谷川徹三氏「文学の周囲」を読みて〜』に遺した格言(思想家)[今週の防災格言232]

time 2012/05/21

林達夫が『平衡的精神について〜谷川徹三氏「文学の周囲」を読みて〜』に遺した格言(思想家)[今週の防災格言232]


『 歴史を甘く見ると、きっと歴史から罰せられる。 』

林 達夫(1896〜1984 / 思想家・評論家・翻訳家 明治大学教授)

格言は『平衡的精神について〜谷川徹三氏「文学の周囲」を読みて〜(昭和12年)』より(『林達夫著作集:第2巻 精神史への探究』平凡社 1971年)。

林 達夫(はやし たつお)は、自由主義的思想家として活発な評論活動を行った東京生れ、神奈川県藤沢市鵠沼出身の評論家。ファーブル『昆虫記』、ベルクソン『笑』の翻訳や『共産主義的人間』などの著作で知られる。

外交官の家の長男として生まれ、父の米国シアトル領事館赴任に伴って2歳から4年間をシアトルで過ごした。大正8(1919)年、京都帝国大学文学部哲学科に入学すると、哲学者・西田幾多郎(にしだ きたろう / 1870〜1945)や美学者・深田康算(ふかだ やすかず / 1878〜1928)らに学ぶ。卒業後は東洋大学文化科教授となり、津田英学塾、法政大学、立教大学の教壇に立つ一方で、岩波書店の雑誌『思想』『世界思潮』の編集に携わった。神奈川県藤沢市の地主で町会議員・高瀬弥一(たかせ やいち / 1887〜1954)の末妹と結婚して鵠沼(鵠沼松が岡)に住むが、大正12(1923)年の関東大震災で自宅が全壊。震災後しばらく嫁の実家(鵠沼川袋高瀬邸の離れ)に住む。昭和12(1937)年に鵠沼上岡(鵠沼桜が岡2丁目)に古英国風田舎家を新築、終生をここで過ごした。

戦争末期に鵠沼在住の知識人らに呼びかけ提供された蔵書で「湘南文庫」という貸本屋を開設、湘南学園を借り「鵠沼夏期自由大学」を開き、戦後混乱期の自由教育構想「鎌倉アカデミア」に協力。また、平凡社『世界大百科事典(1951〜58年)』の編集を行った。昭和59(1984)年4月鵠沼で88歳で没。

■「林達夫」に関連する防災格言内の記事
和辻哲郎(哲学者・評論家)(2014.10.27 防災格言)
清水幾太郎(ジャーナリスト)(2008.9.29 防災格言)

 

<編集長 拝>

 

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