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丸茂湛祥が東日本大震災の時に残した格言(僧侶)[今週の防災格言295]

time 2013/08/05

丸茂湛祥が東日本大震災の時に残した格言(僧侶)[今週の防災格言295]


『 被害を受けた人びとは、周囲を見ると、弱音は吐けない。嘆き悲しむのが自然なのに、泣けないし愚痴も言えない。大変な我慢をしているのである。
人びとは、一見冷静さを保っているように見えるが、実は、感情を抑圧しているのである。だから、物資の援助と共に、感情解放を助けるための心の援助が必要なのである。 』

丸茂湛祥(1940〜 / 僧侶・日本画家 日蓮宗本蔵寺住職・伝法保育園長)

格言は日蓮宗新聞に掲載の東日本大震災についての「論説」(平成23(2011)年7月1日付)より。

丸茂湛祥(まるも たんしょう)氏は、静岡県富士市伝法(でんぼう)の日蓮宗・本蔵寺住職。文芸・美術・音楽・歴史学など文化全般にわたり富士市を代表する文化人の一人として知られる。
静岡県立沼津東高等学校を卒業後、京都大学文学部哲学科で宗教学を専攻。昭和39(1964)年、富士市立吉原商業高校教諭となられて以降、県立吉原高校、沼津東高校、県立富士東高校の国語教師、昭和59(1984)年より立正大学非常勤講師(宗教心理学)。公立学校教員を退職後は、私立伝法保育園園長として教育の振興に尽力。

京都大学在学中、日本画家・山岸純(やまぎし じゅん / 1930〜2000 京都芸術大学名誉教授)氏宅に下宿したことをきっかけに日本画を学び、昭和41(1966)年に富士市美術展市長賞、昭和43(1968)年に第18回新興美術院展入選。以降、数々の賞を受賞し、昭和48(1973)年に新興美術院審査員、平成2(1990)年に文部大臣奨励賞受賞。文筆では、昭和49(1974)年に随筆で県芸術祭賞受賞。短編小説「幻肢」発行や翻訳活動にも積極的に取り組まれ、昭和63(1988)年「ふるさと芸能祭」にて地域の伝説をもとにした能舞台「雨乞い曼荼羅」で作曲・演出を行い静岡県青年祭最優秀賞・全国青年祭努力賞受賞。地元の様々な芸術・文化活動への多大な貢献に対し平成元(1989)年富士市教育文化奨励賞。平成22(2010)年に富士市教育文化功労賞。

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<防災格言編集主幹 平井 拝>

 

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