防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備(しそくゆうび)」

防災意識を育てるWEBマガジン

地学雑誌『山地の崩壊に就て』に記された脇水鉄五郎の格言[今週の防災格言188]

time 2011/07/18

地学雑誌『山地の崩壊に就て』に記された脇水鉄五郎の格言[今週の防災格言188]


刻下こっかの問題は如何にして被害を復舊ふっきゅう=復旧し如何にして水害を杜絶すべきかにあれども山地崩壊の復舊ふっきゅう=復旧と予防とはよろしくの原因を究め、然る後しかるのちこれに応ずるの策を講ぜざるべからず、の応急策にしてまと=当を得ざらんか莫大の失費と労力とは徒費と徒労とにするを免れざるべし。 』

脇水鉄五郎(1867〜1942 / 地質・土壌学者 東京帝大教授 日本地質学会会長)

美濃(岐阜県)出身の脇水鉄五郎(わきみず てつごろう)は、明治から昭和にかけて活躍された地質・土壌学者。オーストリアに留学後、大正6(1917)年、東京帝大教授となり、日本の森林土壌学の基礎を築いた。退官後は各地の史跡名勝や天然記念物を調査。ハンマー1つを手に持ち、精力的に全国の山々を調査し、一週間ほどで論文を完成させたという逸話も残す。書家の岩越雪峰(いわこし せつほう / 1869〜1949)は実弟。

この格言は「山地の崩壊に就て(地学雑誌第二四年第二八二 1913年)」緒言より。

曰く――――大雨に伴い発生する山地の崩壊は、森林を荒廃し、下流には大水害を及ぼす。その損害は測るべからざるものあり。として、治水の必要性を訴えている。

■「脇水鉄五郎」氏に関連する防災格言内の記事
今週の防災格言<75> 横山卓雄氏(2009.04.20 防災格言)

 

<編集長 拝>

 

[このブログのキーワード]
防災格言,格言集,名言集,格言,名言,諺,哲学,思想,人生,癒し,豆知識,防災,災害,火事,震災,地震,危機管理,非常食
メルマガ登録バナー
E-mail
お名前
※メールアドレスと名前を入力し読者登録ボタンで購読

アーカイブ