防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備(しそくゆうび)」

池谷 浩が著書『土石流災害』に記した格言(防災家)[今週の防災格言90]

time 2009/08/03

池谷 浩が著書『土石流災害』に記した格言(防災家)[今週の防災格言90]


『 自分の命は究極には自分で守るということ、つまり危険な時には自ら、それがたとえ空振りに終わろうとも、安全なところに事前に避難する勇気を持つことである。 』

池谷 浩(1943〜 / 元建設省砂防部長 砂防地すべり技術センター理事長)

池谷浩(いけや ひろし)農学博士は、土砂災害など砂防の第一人者。
京都大学農学部卒業後すぐに旧建設省に入省され、同省砂防部火山・土石流対策官を経て、1998年に砂防部長を歴任。その後、2005年より財団法人・砂防地すべりセンター理事長に就任され、政府の中央防災会議専門委員や砂防学会副会長も務められている。
著書に「砂防入門(山海堂)」「火山災害(中公新書)」など。
この格言は自著「土石流災害(岩波新書 1999年)」より。

<編集長 拝>

 

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