『 ライフライン( Lifeline ) 』
マーティン・デューク(1917〜1988 / カリフォルニア大学(UCLA)教授)
デューク(C. Martin Duke)教授は「ライフライン地震工学の父」と呼ばれる人物。
ライフラインとは都市生活を営む上の命綱という意味で、1971年の米国サン・フェルナンド地震の際のデューク教授の論文で世界で初めて紹介された言葉である。
日本では、1978年の宮城県沖地震で、それまで余り注目されてこなかった電気・ガス・水道・電話など都市施設に大きな被害が生じたことから「ライフライン地震工学」が本格的に議論され、新聞メディアで「ライフライン」の文字が登場することになる。
デューク教授は、1956年に地震研究のため来日、日本文化通の親日家でもあった。
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