氷河期到来・食糧危機・長期の停電を想定し非常食を中心に備える ～ 長野県伊那市の 匿名 さん（70代男性）の災害対策【わたしの防災対策#59】

ICE AGE（氷河期）。

“最悪を想定し、最善を尽くす”という言葉が示す通り、災害時の想定は過酷である方が良い、とは思います。

そういう点では、より厳しい諸説を想定されるのは、良い事でしょう。

1、氷河期の到来
2、食料危機
3、長期の停電

最近、ミニ氷河期の到来というのが話題になった事もありましたね。
一説によると氷河期は地球が誕生してから4回あって、長期的なものは5億年周期、短期的なものは5万年～10万年周期とも言われます。今は最後の氷河期から1万年が経過していますので「間氷期」といわれる期間です。恐らく、私たちの人生で氷河期の到来は無いと思います。

ただ、地球温暖化に代表されるような気候の変動期には当たるのでしょう。
昨今の豪雨災害の増加など、地球環境の変化は、大きな脅威であることは疑いようのない事実です。

天候に大きく左右される穀物の不作と人口増加など、食糧危機の問題も、地球環境問題と切っても切れない関係があります。

長期の停電は、ブラックアウトやエネルギー危機というところでしょうか。

近年、ブラックアウト（全域停電）が話題になったのは、３回ほどありました。

・2022年3月の宮城・福島地震（震度6強）の際に首都圏で210万戸が広域停電（ブラックアウトをさせないための緊急措置）
・2021年2月の福島県沖地震（震度6強）で、震源から遠い静岡県で18万戸が広域停電（ブラックアウトをさせないための緊急措置）
・2018年9月の北海道胆振東部地震（震度7）では日本で初めてブラックアウトが発生し北海道全域約295万戸が数日間停電

一般的に自然災害では、電気・ガス・水道などライフラインのうち、切断した電線が目視確認しやすいことなどから、電力復旧が一番早いとされていますが…数日から一週間程度は電力が無い生活を想定しておくのも良いかもしれません。

【参考記事】地震後の電力について言及した過去のアンケート記事

防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備（しそくゆうび）」

2025.01.15

避難所生活を想像し我慢ができないと思い自宅と別に思い切って中古マンションを購...

https://shisokuyubi.com/oshiete/ank-oshiete-36

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1、食糧はサバイバルフーズ(大缶数ダース)を中心に、日持ちする食べ物を少々。

備蓄ありがとうございます。

4、カセットコンロ
5、カセットストーブ

老婆心ながら、カセットコンロもストーブも、試しに一度使われてみて、カセット一本での燃費がどのくらいかを予め知っておき、予備のカセットも備蓄されると良いでしょう。
簡単に考えると、カセットは、1家族1日1本、が基準です。

【参考記事】カセットコンロのガスがどのくらい持つのか？の過去のアンケート記事

防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備（しそくゆうび）」

2025.01.15

高台の家なので自宅避難を中心にした備えを想定 ～ 東京23区在住の匿名さん（60代...

https://shisokuyubi.com/oshiete/ank-oshiete-06

編集部では読者アンケート調査「教えて！あなたの家の防災対策」（※現在開催中）を実施して、日頃から行っている災害対策についてのご意見を広く募集しました。たくさんのご回答の中から、皆さまにとって有益で参考になるご意見を毎週ピックアップしてご紹介してまいります。本日は、都心（東京都23区内）の二世帯住宅にお住いの匿名さんの災害対策をご紹介します。　■ 教えて！あなたの家の防災対策 アンケート ■【回答 No.06】東京都23区 匿名 様（60歳代・男性）匿名希望 様 男性 / 60~69歳代 / 関東地方 / 5人暮らし(2世帯住宅) ...

6、灯油貯蔵用タンク(200リットル)

光熱費がどのくらいなのか分かりませんが、恐らく長野県伊那市の年間の積雪量はそれほど多くないと思いますので、200リットルは凄い量なのでしょうね。
きっと暖房だけでなく様々な熱源としての利用も想定されているのでしょう。

一点、気になるところは、今回、水の備蓄が見当たらなかったことです。

想像になりますが、水は氷を溶かして作るつもりなのかもしれませんね。