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外水氾濫と内水氾濫が複合的に発生する「水害常襲地帯」に暮らす ~ 佐賀県 TF さん(60代男性)の災害対策【わたしの防災対策#09】

time 2022/02/14

外水氾濫と内水氾濫が複合的に発生する「水害常襲地帯」に暮らす ~ 佐賀県 TF さん(60代男性)の災害対策【わたしの防災対策#09】


編集部では読者アンケート調査「教えて!あなたの家の防災対策」(※現在開催中)を実施して、日頃から行っている災害対策についてのご意見を広く募集しました。たくさんのご回答の中から、皆さまにとって有益で参考になるご意見を毎週ピックアップしてご紹介してまいります。今回は、九州の佐賀県 TF さんの災害対策をご紹介します。


 

■ 教えて!あなたの家の防災対策 アンケート ■
【回答 No.09】佐賀県 TF 様(60歳代)

[回答者名]
佐賀県 TF 様

[性別 ・ 年齢 ・ 居住地域 ・ 世帯人数]
男性 / 60~69歳代 / 佐賀県 / 3人暮らし(介護)

[居住環境]
戸建て(2階) 住宅地 山沿い 要介護
[想定している災害]
地震 台風 大雨洪水 竜巻 落雷

[アンケート回答]

温暖化問題が取り上げられていますが、日本国内でも大きな自然災害が起きています。

私は九州の佐賀県在住なのですが、特に豪雨による災害が年々と規模が大きくなり、被害も拡大しています。

佐賀県では、武雄市と言うのどかな田園地帯なのですが、2年前と今年と被害が続きました。

土砂災害は勿論のこと、流れ込んだ雨が行き場を失い田畑に溢れていました。

たまたま、仕事で武雄市にいたのですが、水深は膝程度とは言え一面が海のような水面を目の当たりにしますと恐怖心だけです。

2年前にも経験をしながらも、今回も以前と同様の事態となり、メイン道路脇とは限らず、2回目で多くの方々が引っ越される状況で、空き家が連なっています。

私の個人的な意見ですが、この様な状況下となっても、緊急時の対策はうたれていない方が大半だと思います。

何故なら、沢山のスーパーもあるし、いざという時は自衛隊が何とかしてくれると甘い考えを持っていると思います。

しかも避難所へ行けば何とかなる限度を超えていると思います。

自分の家族の事を考えると、非常時の対策は行っておくべきだと思います。

最低限の非常食・飲料水・充電器セット等々は用意しています。

 

■ 編集部よりコメント

今は地球規模の活動期と言われており、自然災害も増えている状況にあって、何度も災害に遭っているのにも関わらず、“備え”をしない人が多い事を、憂えていらっしゃいます。
災害への備えは、「心構えの問題(心掛け)」ですから、まったく仰る通りだと思います。

2年前と今年と被害が続きました。

水害ですね。

調べると、武雄市では、2019年8月(浸水家屋133戸・浸水面積1,902ha)と2021年8月(浸水家屋406戸・浸水面積1,762ha)の二度、六角川の洪水と内水氾濫が発生していました。
有明海の潮の影響区間が長く、低い平地であることから、この一帯は「水害常襲地帯」と呼ばれているそうで、外水氾濫と内水氾濫が複合的に発生するようです。

一面が海のような水面を目の当たりにしますと恐怖心だけです。

さぞ怖かったと思います。
ただ、経験しないと分からないことを見ることが出来たのは良かったと思います。
(多くの災害は、経験しないとなかなか分からない)

沢山のスーパーもある

補足として、災害時にはスーパーから物資が無くなり、機能しなくなります。

最低限の非常食・飲料水・充電器セット等々は用意

自助防災をやろうとされていらっしゃいます。
最低限の用意として、「食料」と「水」と電気(スマホ用か)を準備されていますが、「トイレ(断水時の処理)」がないので、トイレの処理も考えておかれると良いかと思います。
もし水害多発地帯にお住まいなのであれば、移動手段としてのボート(ゴムボート=インフレータブルボートなど)などを用意されておくのも良いでしょう。

●水害への備えのアドバイスとして…
とにかく、災害への備えは、日頃からの準備・心がけ、が一番です。

どこでいつ発生するか分からない地震と異なり、台風や水害の場合は、ある程度の事前予測が可能です。
水害や土砂災害で危険な場所に居住している場合には、気象庁や地元行政が発信する情報を参考に、最新の気象情報を確認して、避難するタイミングを事前に考えておきましょう。

ハザードマップを確認をする > 情報入手手段を確認をする > 避難行動のタイミングを考える > 家庭での浸水対策をする > 持出用品・備蓄品を準備する

同じ災害であっても、広域避難所などへの避難が必要な人と、自宅で過ごせそうな人、がいます。
まずは、自宅がどうなのか、自分で調べましょう。

物資については「食糧・水・トイレ」を基本に、その他に自分に何が必要かを自分で考えましょう。

災害対策(備蓄品など)のやり方・考え方の基本は、

命にかかわるもの > ないと困るもの > あったら便利なもの

という優先順に最悪な状況を踏まえて考えましょう。

 

■ 今回、佐賀県 TF さんから紹介頂いた防災グッズ

【26800mAh&PSE認証済】 モバイルバッテリー 大容量 パススルー機能搭載 micro USB/Type-Cなど3in1入力ポート ケーブル1本で充/蓄電 LCD残量表示 2USBポート 最大2.1A出力 二台同時充電 スマホ充電器 携帯充電器 旅行/出張/緊急用 防災グッズ DeliToo

・モバイルバッテリー(スマホ用)
スマホやiPad等の予備電源として、軽く持ち運べるバッテリーは日頃から重宝し、もちろん災害時にも活用できます。最近は海外製(主に中国製や台湾製)の大容量バッテリーがかなりの低価格で販売されています。一例として、DeliToo【26800mAh超大容量モバイルバッテリー】は、税込2,980 円

URL:https://amzn.to/33TrfaH [amazon.co.jp]

サバイバルフーズ(非常食)

・サバイバルフーズ:25年保存できる備蓄食糧
主食のクラッカーと、副食のチキンシチュー、野菜シチュー、洋風とり雑炊、洋風えび雑炊の5種類。お奨めは、60食相当量(家族2人で20日分)のバラエティセット(大缶)[6缶セット]で44,280円

URL:https://www.seishop.jp/survivalfoods/sf/

カムイワッカ麗水15年保存水(2リットル×6本)

・カムイワッカ麗水15年保存水(2リットル×6本)
国内最長の15年保存水。北海道の羊蹄山が生んだ高水質、真狩村の湧水をボトリング。2リットル6本入り箱で税込4,860 円

URL:https://www.seishop.jp/shopdetail/000000000833/

ほっ!トイレタブレット(100袋入り)+処理ビニール袋110枚付き(※日経通販歳時記掲載商品)

・トイレ処理剤:ほっ!トイレタブレット(5年保存)
水洗トイレが断水したとき、トイレにビニール袋を布き、タブレット状の薬剤を前もって入れ、排便後にビニール袋の口を縛り廃棄するだけ。日本メーカー「エクセルシア」というダイオキシン分解技術(環境修復)で実績のある会社の製品なので処理能力も高く、便中の雑菌の除菌、悪臭成分の分解し、不快な便臭を1年以上も無くします。糞便に後から振りかける製品が多い中、前もって薬剤を入れておけるので、トイレの後処理の不快さや面倒さがないのが大きなポイント。ほっ!トイレタブレット(100袋入り)+処理ビニール袋110枚付きは 税込23,100 円

URL:https://www.seishop.jp/shopdetail/064000000003/

 


 

―――さて、

アンケートは引き続き回答を募集しております。

皆様のご協力をお願いいたします。

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■ 本アンケート調査結果概要・コメント集 ■





































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