編集部では読者アンケート調査「教えて!あなたの家の防災対策」(※回答募集中)を実施して、日頃から行っている災害対策についてのご意見を広く募集しました。たくさんのご回答の中から、皆さまにとって有益で参考になるご意見を毎週ピックアップしてご紹介してまいります。今週は、九州地方にお住いの 小心者@OT.H.S さんのコメントをご紹介します。
■ 教えて!あなたの家の防災対策 アンケート ■
【回答 No.52】小心者@OT.H.S 様(50歳代・男性)
【回答 No.52】小心者@OT.H.S 様(50歳代・男性)
[回答者名] | |
小心者@OT.H.S 様 |
[性別 ・ 年齢 ・ 居住地域 ・ 世帯人数] | |
男性 / 50~59歳代 / 九州地方(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島) / 2人暮らし |
[居住環境] | |
[想定している災害] | |
[アンケート回答]
南海トラフ地震で、ライフライン停止、物流がストップの状況を考慮し、備えています。
最大25年保存から最低6年保存可能な保存食(主食・副食・デザート)
水は、常に7日分のストックが出来るよう買い足し、
ラップポンのトイレ、
非常時電源としてリチウムイオン電池による非常電源、
太陽光パネルによる充電設備、
厳冬期用の寝袋、
カイダダンの浄水器と替えフィルター、
ポリタンク、
車を車内泊出来るよう改造、
家庭の構造上一番強い場所に、避難用具一式を集め定期的に点検しています。
南海トラフ巨大地震に備え、「寝る場所」、「食事」、「トイレ」をできるだけ快適に確保できるようにレベルの高い備えを実践されています。
きちんと備えを自ら考え、工夫している点が、たいへん素晴らしいです。
一点、気になったのは、「熱源」の記述が見当たらなかったことです。
これだけ備えているのに熱源だけないのはどうしてかな、と素直に思いました。
キャンピングカーや家の充電設備・非常電源が熱源の代わりなのでしょうか。
さて、
九州を襲う南海トラフ巨大地震では、宮崎県(震度7)と大分県南部の沿岸地域(津波高5メートル以上)が甚大な被害がでる可能性が考えられており、大分市、延岡市、日向市などの工業地帯や、臼杵市、津久見市、佐伯市などは浸水し、海岸線を南北に走る幹線道路が寸断するといった被害が想定されているようです。
逆に、北九州や福岡、佐賀、長崎、鹿児島などは、これらに比べ被害は少なく、行政が中心となって宮崎や大分の被災甚大エリアへの迅速な支援を行うことが考えられています。九州のどの地方にお住まいなのか分かりませんが、お住いの地域によって被害の様相も大きく異なるかと思います。(コメントや備蓄状況から考えると、恐らく、想定震度が震度5程度の地域にお住まいなのだと推察します)
最大25年保存から
25年保存はサバイバルフーズですね。
最低6年保存可能な保存食(主食・副食・デザート)
こちらの商品名や中身を教えて欲しいです。
■非常食に「デザート」まで考えているのは素晴らしいですね。
一般的に炭水化物に偏りがちな非常食ですが、デザートがあることで“食事”としての満足度が高くなります。
非常時でも、デザートを摂ろう、とする考え方は、私どもセイショップ的にも賛成です。
ここで、考え方を更にもう一歩進めて、備蓄食料の構成要素のなかにサプリメントなど「栄養(栄養補助)」も加えてみられてはいかがでしょうか。
水は、常に7日分のストックが出来るよう買い足し、
こちらはローリングストックですね。
ラップポンのトイレ、
日本セイフティーの「ラップポン」というブランドのトイレですね。
備え付けのビニール袋を熱圧着して汚物を閉じ込めて、捨てやすくした災害用の自動トイレのアイデア商品で、この製品は、ニオイのでない防臭袋「BOS」を使用しているのが良いですね。
トイレ1回ごとにビニール袋に密封個包装しますので、手を汚さずに廃棄できる利点がありますが、汚物のゴミ量がちょっと増えそうですので、ゴミ収取が滞った場合の家庭ゴミの保管場所などを予め決めておくと良いかもしれません。
※トイレは1人が平均1日に3回~8回程度しますので、1回ごとにトイレ処理を個包装にするとゴミが増える可能性があります。
※災害後は、行政でゴミ収集・ゴミ処理ができない可能性があるので、暫らくの期間、家庭ゴミを自宅に保管する必要があります。
非常時電源としてリチウムイオン電池による非常電源、
太陽光パネルによる充電設備、
この非常電源は、家の設備でしょうか?、それとも市販のポータブル電源を備えられているのでしょうか。
もう少し詳しく教えて欲しいです。
カイダダンの浄水器と替えフィルター、
ポリタンク、
恐らく、スイスの浄水器メーカー「カタダイン」の製品と思います。
予備フィルターとセットで保管しているのがとても良いですね。
車を車内泊出来るよう改造、
これは、なかなか凄そうですね。
どのような自動車を、どの程度キャンピング仕様に改造されたのでしょうか。
願わくは、皆の参考になるように、もうちょっと具体的に詳しくお知らせ頂けると嬉しいです…。
家庭の構造上一番強い場所に、避難用具一式を集め定期的に点検しています。
“構造上で一番強い場所”はどのようにお調べしたのでしょうか。
“構造上で一番強い場所”の調べ方がありましたらぜひ教えてください。
皆さんとシェアしたい情報です。
尚、一般論ですが、住居で一番強い場所は「トイレ」とよく言われています。構造が狭いのに柱が四隅にあるからだそうです。
・サバイバルフーズ:25年保存できる備蓄食糧
主食のクラッカーと、副食のチキンシチュー、野菜シチュー、洋風とり雑炊、洋風えび雑炊の5種類。お奨めは、60食相当量(1人20日分)のバラエティセット(大缶)[6缶セット]で49,248円
URL:https://www.seishop.jp/survivalfoods/sf/
・サバイバルフーズ サプリメント:5年保存の栄養機能食品
サバイバルフーズ®サプリメントは、非常時の健康を考える長期保存のサプリメントで、非常時の食事に不足しがちな栄養素に配慮したサプリメント。マルチビタミン&ミネラル、ビタミンC、それぞれ一人3粒30日分(90粒入り)、2種セットで税込7,560 円
URL:https://www.seishop.jp/shopdetail/000000000833/
・ラップポン(避難トイレ)
備え付けのビニール袋を熱圧着して汚物を閉じ込めて、捨てやすくした災害用の自動トイレのアイデア商品で、ニオイのでない防臭袋「BOS」を使用しています。トイレ1回ごとにビニール袋に密封個包装しますので、手を汚さずに廃棄できる利点があります。日本セイフティー「ラップポン SH-1(オレンジ)消耗品30回分付き 」は税込31,020 円
URL:https://amzn.to/434dGiq [amazon.co.jp]
・カタダイン(携帯用浄水器)
スイスの浄水器メーカーであるカタダイン社の製品は、その信頼性の高さから世界各国の軍隊や公的機関で正式採用されています。中でも「KATADYN(カタダイン) ポケット 12255 」はカタダイン社を代表する携帯用浄水器の最高峰モデルとして知られています。amazonでの価格は税込48,204 円
URL:https://amzn.to/3U52gGL [amazon.co.jp]
―――さて、
アンケートは引き続き回答を募集しております。
皆様のご協力をお願いいたします。
■ 本アンケート調査結果概要・コメント集 ■
シェアする
関連記事
more
防災プラザ
more