世界的な食糧危機に備え食料や生活用品の備蓄を心がける～関東地方にお住いの K・S さん（50代女性）の災害対策【わたしの防災対策#32】

最近になって「食糧危機」について心配する声を聞くようになりました。
今回の企画「わたしの防災対策アンケート」を通じ、食糧危機など従来の防災であまり考えていなかった想定をされていらっしゃる回答者も散見されます。

そこで、このアンケートコメントを受けて簡単な読者アンケート調査「あなたは今、どんな危機を心配していますか？」を実施しました。
アンケート結果は以下の通りです。

防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備（しそくゆうび）」

2025.01.18

2022年の今、皆がどんな「危機」や「災害」を心配しているのか？ 調べてみました。

https://shisokuyubi.com/chief-column/ank2022-kiki

思則有備編集部で開催した読者アンケート企画「あなたは今どんな「危機」を心配していますか？」について、回答結果をまとめてみました。目 次2022年のできごとは？ 心配している「危機」は何？（調査結果） 皆に聞いてみたい質問は？（コメント一覧） .kiji-block h2 { margin: 0px 0px; padding: 0.25em 0.5em;/*上下 左右の余白*/ color: #000000;/*文字色*/ background: transparent;/*背景透明に*/ border-left: solid 8px #ffc5c4;/*左線*/ }　2022年のできごとは？新型コロナウイルス感染症の初報告（2019年12月）...

●素振り（すぶり）

サバイバルフーズは初めて購入しましたが、日持ちする備蓄や浄水器蓄電池様々な情報を参考にさせていただき活用させていただいております。

サバイバルフーズ（備蓄食糧）のご購入ありがとうございます。
ところで、何故サバイバルフーズにされたのか、購入の意図をお聞かせ願えれば幸いです。

起きても起きなくても“備えあれば憂い無し”と考えております。

最近、防災業界でよく言われていることに、京都大学防災研究所の矢守克也先生が提唱する「素振り（すぶり）」という考え方があります。

今まで、防災上では、避難したものの、結果として大きな災害が発生せずに、避難しなくてもよかったのではないか…と文句の一つを言いたい様な出来事を「空振り」と言ってきましたが、矢守先生は、この「空振り」は、むしろ「素振り」、つまり、よい練習の機会だったととらえるべきだということを提唱されています。

次のための練習と思って、次のための「素振り」という名の避難訓練を繰り返しておくことが大切だ、という考え方ですね。

●世界状況の変化

時点の世界状況や社会環境を理解出来ず知ろうともしない人々の多さに、唖然とさせられます。

状況が変わると、備える内容も変わって来るものですよね。

2年ほど前から何かおかしい・・と気づく機会がありコツコツと備蓄開始し今日に至ります。

出来るところからコツコツと備蓄を進めるというのはとても良いですね。

二年前というと、コロナでしょうか？
グテーレス国連事務総長の有名な演説や、地球温暖化モデルの真鍋淑郎博士のノーベル賞受賞など地球環境問題が大きく取り上げられたのもちょうどこの頃になりますね。

防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備（しそくゆうび）」

2025.01.18

アントニオ・グテーレス国連事務総長が2020年に行った「地球環境の現状に関する演...

https://shisokuyubi.com/bousai-kakugen/index-919

『 地球は壊れている状態にある。 』“ the state of the planet is broken. ”　アントニオ・グテーレス（1949～ / ポルトガルの政治家 国際連合事務総長(第9代) 元ポルトガル首相(第114代)）　格言は、2020年12月2日、米ニューヨークのコロンビア大学で行った地球環境の現状に関する演説より。曰く―――。私たちは破壊的なパンデミック、記録的な地球温暖化、記録的な生態系の悪化、より公平かつ包括的で持続可能な開発を目指す世界的目標の新たな後退に直面しています。We are facing a devastating pandemic, new heights of global he...

防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備（しそくゆうび）」

2025.01.18

真鍋淑郎（米国の気象学者 ノーベル物理学賞(2021年)）博士の国際気象学大気物理学...

https://shisokuyubi.com/bousai-kakugen/index-882

『 4倍増の実験（二酸化炭素濃度が現状維持ペースで上昇する）で起きたような非常に大きい気候の永年的変化が起らない、とは限らない。 』　真鍋淑郎（1931～ / 米国の気象学者 米プリンストン大学上席研究員 ノーベル物理学賞(2021年)）　二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に影響するという予測モデルにより、炭酸ガスが現状維持のペースで増加した場合（4倍増の実験）、500年後の全球平均気温上昇は7℃に達し、海面水準の上昇は1.8ｍに及ぶという。格言は、1993年（平成5年）7月11日～23日にパシフィコ横浜で開催された国際気象学大気...

●世界状況の変化

大切なご家族の為にも気づいた方々から正しい情報を集め、少しづつでも備蓄管理なさる方が増えることを願っております。

その通りですね。

“準備”をする人が少しでも増えれば、“防災力”は底上げされます。
私ども編集部でも、気付いた人に正しい情報をお届けするため、継続的に調査して皆様に情報を還元していきたいと思っております。

残念ながら、防災をやっていると強く感じますが、
人間は、見たくない現実を、なかなか見ない傾向があるものですし…。