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片山国嘉が著書『最新法医学講義』に残した格言(東京大学教授)[今週の防災格言413]

time 2015/11/16

片山国嘉が著書『最新法医学講義』に残した格言(東京大学教授)[今週の防災格言413]


『 動いて止まさるは萬物の常態にして、
動くが故に進化し、進化するが故に変遷す。 』

片山国嘉(1855〜1931 / 法医学者 東京大学教授 同仁会副会長)

格言は著書「最新法医学講義」(南江堂 1911(明治44)年)序文より。

片山国嘉(かたやま くにか)は、日本の法医学の始祖として知られる明治から昭和初期に活躍した法医学者。1882(明治15)年、日本人の手による初の近代法医学書『裁判医学提綱前編』を刊行し、東京大学医学部に法医学講座を創設するなど日本の近代法医学の基礎を確立させた人物。
安政2(1855)年7月7日、遠江周智郡犬居村(現静岡県浜松市天竜区)の医師・片山竜庵の次男に生まれる。幼名は小忠次。1870(明治3)年、16歳のとき上京し、大学東校(後に東京医学校、東京大学医学部と改称)の小教授・足立寛(あだち かん / 1842〜1917 緒方洪庵の適塾で学び後に陸軍軍医総監となる)に師事。1879(明治12)年、東京大学医学部の一期生として卒業すると同時に、東京大学生理学教室のE.チーゲル(Ernst Tiegel)教授の助手となった。1882(明治15)年、帰国したチーゲルの後を継ぎ裁判医学の講義を担当。母校でもある東京大学の裁判医学・衛生学の助教授を経て、1884(明治17)年から4年間ドイツ留学し、ベルリン大学のリーマン(法医学)、ウィルヒョウ(病理学)、メンデル(精神医学)、コッホ(細菌学)、ウェストファール(精神医学)、ウイーン大学のホフマン(法医学)らに学んだ。1888(明治21)年に帰国すると教授に就任。翌1889(明治22)年、日本初の法医学講座を開講した。1902(明治35)年、中国(清国)と韓国に日本の近代医学と医療を普及する平和親善を目的とした医学交流「同仁会」を近衛篤麿(このえ あつまろ)、長岡護美(ながおか もりよし)、北里柴三郎(きたざと しばさぶろう)、岸田吟香(きしだ ぎんこう)、岡田和一郎(おかだ わいちろう)らと設立。晩年は禁酒運動につくし、1931(昭和6)年11月3日77歳で死去。

■「片山国嘉」に関連する防災格言内の記事
北里柴三郎(細菌学者 医学者)(2008.12.15 防災格言)
浅田一(法医学者)(2011.10.3 防災格言)
アンリ・デュナン (国際赤十字)(2011.5.2 防災格言)
佐野常民(日本赤十字)(2013.02.11 防災格言)
松井茂 (警察官僚 法学博士)(2008.12.01 防災格言)
西村明儒(医師)(2009.12.21 防災格言)

 

<防災格言編集主幹 平井 拝>

 

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