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左丘明(中国故事の春秋左氏伝の著者)が遺した格言(紀元前5世紀)[今週の防災格言442]

time 2016/06/06

左丘明(中国故事の春秋左氏伝の著者)が遺した格言(紀元前5世紀)[今週の防災格言442]


わざわいのぞみてうれいわするれば、うれいかならこれおよばん。 』
( 臨禍忘憂、憂必及之 )

左丘明(生没年不詳 紀元前480年頃 / 中国故事の春秋左氏伝の著者)

《 災難に直面していながら、やがてくる憂いを危惧しないでいると、きっとその憂いが現実のものとなる 》の意味。

孔子の著書「春秋」の注釈書「春秋左氏伝」の荘公二十年(紀元前674年)の項より。

紀元前677年、父王が崩御し後を継いだ恵王(周朝の第17代王)は、国人の不満を引き起こしたため叛乱が起り国を追われ、鄭(現・禹州市)へと出奔した。鄭伯(ていはく)と虢公(かくこう)は恵王を支持し、首都奪回の準備を進めるなか、虢公(かくこう)が述べた言葉。

虢宣公

■「春秋左氏伝」等の中国故事に関連する防災格言内の記事
安きにありて危うきを思う(居安思危)備えあれば憂いなし(有備無患)(2008.11.10 防災格言)
易経 繋辞下伝「安くして危うきを忘れず(安而不忘危)」(2009.11.9 防災格言)
孔子:「人、遠慮なければ、必ず近憂あり(無遠慮、必有近憂)」(2009.1.12 防災格言)
孔子:苛政猛於虎也(苛政は虎より猛なり)(2005.4.13 編集長コラム)
安くして危きを忘れざるは、古の炯誡なり(安不忘危、古之炯誡也)(2011.09.05 防災格言)
天下のわざわいは、多くは隠れてりてにわかに至り〜(呂新吾『呻吟語』より)(2013.04.15 防災格言)
前慮ぜんりょさだまらずんば、後に大患たいかん有り(前慮不定、後有大患)(2015.12.14 防災格言)
いたってのちおそるるは、まことらず(禍至後懼、是誠不知)(2015.12.28 防災格言)
前事ぜんじわすれざるは、後事こうじなり。(前事之不忘、後事之師也)(2016.01.11 防災格言)
水をふさぐにみなもとよりせざれば、かならながる(塞水不自其源、必復流)(2016.07.11 防災格言)

 

<防災格言編集主幹 平井 拝>

 

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