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アルビン・トフラーが著書『第三の波』に記した格言(未来学者)[今週の防災格言446]

time 2016/07/04

アルビン・トフラーが著書『第三の波』に記した格言(未来学者)[今週の防災格言446]


『 多くの人々は、
われわれの知っている世界が
際限なく続いていくと考えている。 』

” Most people—to the extent that they bother to think about the future at all-assume the world they know will last indefinitely. ”

アルビン・トフラー(1928〜2016 / 米国の作家・未来学者)

格言は著書『第三の波』より。
原文部分は “The Third Wave : THE REVOLUTIONARY PREMISE” から。

曰く―――。

《 現状に安心しきっていて、少しでも未来のことをなど考えるのはめんどうだ、と思っている。自分たちがまったく今と違った暮らし方をするなどということは、想像することもできない。ましてや文明が全面的に新しい様相を呈することになるなど思ってもいない。もちろん彼らも、物事が変化しているのは認める。しかし、現在進行中の変化は、ともかく自分たちの傍らを通り過ぎていくだけで、慣れ親しんできた経済機構や政治体制は、微動だにしないと決め込んでいるのだ。未来は現在の延長線上にある、と信じて疑わないのである。 》

” They find it difficult to Imagine a truly different way of life for themselves, let alone a totally new civilization. Of course they recognize that things arc changing. But they assume today’s changes will somehow pass them by and that nothing will shake the familiar economic framework and political structure. They confidently expect the future to continue the present. ”

アルビン・トフラー(Alvin Toffler)は、「未来の衝撃(”Future Shock” 1970年)」「第三の波(”The Third Wave” 1980年)」などの世界的なベストセラー書籍で知られるアメリカの未来学者。ニューヨーク市生まれ。
1949年、ニューヨーク大学卒業後、オハイオ州で工場労働者として5年間働き、組合運動などにも携わった後、組合の機関紙記者を経て、フォーチュン誌に招かれて労働問題やビジネスについてのコラムニストとして活躍。その後、1960年代にコンピュータ会社のIBMやデジタル印刷機のゼロックス、電話会社のAT&Tで働いた経験を基に1970年「未来の衝撃」を出版。情報化社会の到来により信仰や家族など既存の価値観が揺るがされると予測し、50ヶ国以上で読まれる大ベストセラーとなった。1980年出版の「第三の波」では、農業革命、産業革命に続いて情報化社会の到来を予言し、1990年出版の「パワーシフト」では、支配層が財力を持つ者から情報を持つ者に移っていくと予測した。1996年、コンサルタント会社「トフラー・アソシエイツ」を創設し、世界中の政府や企業を顧客に持った。2016年6月27日にカリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で死去。87歳。

■「アルビン・トフラー」に関連する防災格言内の記事
ジェームズ・L・ウィット(米FEMA長官)(2010.01.11 防災格言)
バラス・フレデリック・スキナー (米国の心理学者)(2016.02.29 防災格言)
アルフレッド・W・クロスビー (アメリカの歴史学者)(2014.07.28 防災格言)
スティーブ・ジョブズ (米アップル社設立者)(2013.9.16 防災格言)

 

<防災格言編集主幹 平井 拝>

 

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