『 飢える者は食をなし易く、渇する者は飲をなし易し。 』
“飢者易為食、渇者易為飲”
孟子(BC372~BC289 / 中国の儒学者 儒家の代表的人物の一人)
口語訳『 飢えた者は、食べ物を選ばず喜んで食べようとするし、喉の渇いた者は、飲み物を選ばず飲もうとする 』。
飢渇は人の判断や正邪の区別を誤らせ、僅かな恩恵でも喜ぶことの例え。切羽詰れば、体裁を気にしてはいられない、の意味。
出典は『孟子』公孫丑(こうそんちゅう)篇上より。
孟子(もうし)は古代中国・戦国時代の儒学者で諸子百家の一人。
鄒 (すう 山東省) の人。姓は孟、諱は軻、字は子輿。性善説を提唱し、仁義による王道政治を目指した。孔子の道を継承し、儒教の世界では孔子に次ぐ重要人物とされている。
孟子
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<防災格言編集主幹 平井 拝>
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