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江戸中期の有職故実家 伊勢貞丈が『貞丈家訓』に遺した格言[今週の防災格言321]

time 2014/02/03

江戸中期の有職故実家 伊勢貞丈が『貞丈家訓』に遺した格言[今週の防災格言321]


『 非といふは、無理の事なり、
理といふは、道理の事なり、
法といふは、法式なり、
権といふは、権威なり、
天といふは、天道なり。

非は理に勝つことならず。
理は法に勝つことならず。
法は権に勝つことならず。
権は天に勝つことならぬなり。
この五つをわきまふべし。 』

伊勢貞丈(1718〜1784 / 江戸中期の有職故実家 幕府寄合・御小姓組蕃士)

有職故実(ゆうそくこじつ)とは、古来からの殿中儀式・武家行事などの法令・制度・礼式・装束・調度・器具・服飾のことで、伊勢貞丈(いせ さだたけ)は、江戸時代中期に伊勢流家学と称された中世武家礼法についての第一人者として大成した人物。伊勢氏は、室町幕府の民事訴訟を司る役所(政所執事)の家柄のため礼法に精通し、江戸幕府第3代将軍・徳川家光の代より旗本として、武家の礼法「伊勢礼法」を創始し有職故実の家系として広く知られた。一時期、貞丈の兄・貞陳が夭折したため伊勢氏断絶の危機をむかえるが、貞丈が10歳で家督を継ぎ家を再興、以降は、幕府儀式の周旋や将軍出行の随行に活躍し「貞丈雑記」「安斎随筆」「軍用考」など有職故実の著書を数多く残した。天明4(1784)年、官職を辞し麻布に隠居後まもなく67歳で没。この格言は「貞丈家訓」より。

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<防災格言編集主幹 平井 拝>

 

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