編集部では読者アンケート調査「教えて!あなたの家の防災対策」(※回答募集中)を実施して、日頃から行っている災害対策についてのご意見を広く募集しました。たくさんのご回答の中から、皆さまにとって有益で参考になるご意見を毎週ピックアップしてご紹介してまいります。今週は、関東(東京、千葉、埼玉、神奈川、群馬、栃木、茨城、山梨)にお住いの K.T. さんのコメントをご紹介します。
■ 教えて!あなたの家の防災対策 アンケート ■
【回答 No.28】K.T. 様(80歳代・男性)
【回答 No.28】K.T. 様(80歳代・男性)
[回答者名] | |
K.T. 様 |
[性別 ・ 年齢 ・ 居住地域 ・ 世帯人数] | |
男性 / 80~89歳代 / 関東地区(東京、千葉、埼玉、神奈川、群馬、栃木、茨城、山梨) / 1人暮らし |
[居住環境] | |
[想定している災害] | |
[アンケート回答]
立地条件と建物の強度から考えて、入居棟あるいは隣接棟で火災が発生しない限り、避難の必要はないと考えている。
1週間分の飲料水と食料は常に確保している。
立地条件と建物の強度から考えて、入居棟あるいは隣接棟で火災が発生しない限り、避難の必要はないと考えている。
地震と台風の災害への備えを考えていますが、建物の強度や立地(周囲の環境)等から考えて、これらの直接的な被害は少ないとお考えになられたのですね。
「立地条件」とお書きになられているので、ハザードマップ等ですでに自宅についてある程度お調べになったという事なのでしょう。
恐らく、マンションの立地的にも、災害による周辺からの孤立ということも余り考えられない場所にあるのではないかとも思われます。
結論として、隣屋などからの延焼火災をもっとも心配されているので、高層マンションでもないようですので、すごい立派なマンションにお住いなのだと思いました。
ご年齢的にも、自宅避難を中心にお考えになっているのだと思います。
上記の推論で、合っていますでしょうか?
一般的には、戸建住居に比べて、きちんと建てられたマンションは、耐震性が非常に高いため、災害直後の倒壊といった危険性は極めて低いと考えられます。
そのため、ある程度の規模のマンション防災では、近隣の避難所への避難は行わずに、基本的には、マンション内に留まるという「在宅避難が推奨」されることが多いです。
このようなマンションの地震防災では、自宅室内でケガをしないための防災を中心に考えて、家具の固定や、火事をださない工夫、火がでた場合の消火訓練(周りの住人と協力して火を消す=共助防災)への参加、もしもの際の1階ロビーまでの避難経路の確保のための避難訓練への参加、自宅避難のための備蓄食糧品の確保などを中心に個人防災を行い、後は、マンションコミュニティー全体(理事会など)での防災対策と合わせて、考えていかれるのが基本かと思います。
ただ、安全に「絶対」ということは無いので過信や、マンションに過度に依存せずに、事前に、自分のマンションでの最悪のケースも考えて備えのプランを策定しておかれるのも良いかと思います。
1週間分の飲料水と食料は常に確保している。
もう少し具体的にお知らせ頂けると他の方の参考になります。
マンション理事会ではどのような対策をしているなども情報があれば嬉しいですね。
心配なのは食糧と水が1週間で足りるのか?という点と、火災(自分だけは火を出さない)でしょうか。
行政や政府が推奨している「備蓄の目安:3日間~1週間程度」は最低限のラインですので、余裕があれば、食料備蓄の積み増し、火の備え、なども考えて行かれても良いかもしれません。
過去の他の人たちのアンケート回答も参考にされると良いでしょう。
・サバイバルフーズ:25年保存できる備蓄食糧
主食のクラッカーと、副食のチキンシチュー、野菜シチュー、洋風とり雑炊、洋風えび雑炊の5種類。お奨めは、60食相当量(家族2人で20日分)のバラエティセット(大缶)[6缶セット]で44,280円
URL:https://www.seishop.jp/survivalfoods/sf/
・カムイワッカ麗水15年保存水(2リットル×6本)
国内最長の15年保存水。北海道の羊蹄山が生んだ高水質、真狩村の湧水をボトリング。2リットル6本入り箱で税込4,860 円
URL:https://www.seishop.jp/shopdetail/000000000833/
―――さて、
アンケートは引き続き回答を募集しております。
皆様のご協力をお願いいたします。
首都圏直下型地震、富士山噴火を想定した一か月分の備え ~ 神奈川県小田原市 匿名 さん(60代男性)の災害対策【わたしの防災対策#01】
■ 本アンケート調査結果概要・コメント集 ■
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