防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備(しそくゆうび)」

防災意識を育てるWEBマガジン

小プリニウスがベスビオ火山噴火当時、友人に送った書簡に記された格言(元老院議員)[今週の防災格言129]

time 2010/05/03

小プリニウスがベスビオ火山噴火当時、友人に送った書簡に記された格言(元老院議員)[今週の防災格言129]


『 あのときの私は、他の多くの人とともに自分が死ぬであろうとは、また、これまでの短い一生、これからの長く大きな可能性のすべても今ここで私とともに失われるとは、少しも頭に浮かんでこなかったのだから不思議である。
あのときの状態を考えれば、生きるよりも死ぬほうが、より大きな安らぎをもたらしたであろうに。 』

小プリニウス(AD61〜112 / 古代ローマ帝国の文人 元老院議員 学者)

AD79年8月24日、イタリア・カンパニア州にあるヴェスヴィオ(Vesuvio)火山が大噴火し、古代ローマ帝国のポンペイ市(当時の人口2万人)は10mの火山灰に埋もれ壊滅した。その後、歴史とともにポンペイの災害は忘れ去られたが、1700年後に遺跡が偶然発見されることになる。
この災害で伯父( 大プリニウス )を亡くした甥の小プリニウス( ガイウス・プリニウス・カエキリウス・セクンドゥス / Gaius Plinius Caecilius Secundus )は、友人のタキトゥスの求めに応じ伯父が亡くなった時の様子を書簡にしたためて送っている。今ではヴェスヴィオ火山噴火を知る貴重な資料となっている。
格言は、塩野七生著『ローマ人の物語 VIII 危機と克服』(新潮社 1999年)第六章より。

■「小プリニウス」に関連する防災格言内の主な記事
イタリア トーレ・デル・グレコの市訓(2013.03.11 防災格言)
ニッコロ・マキャヴェッリ(2012.03.05 防災格言)
ジョバンニ・ボッカチオ(2010.11.15 防災格言)
セネカ(2013.02.25 防災格言)
ゼノン(2009.01.26 防災格言)

<編集長 拝>

 

[このブログのキーワード]
防災格言,格言集,名言集,格言,名言,諺,哲学,思想,人生,癒し,豆知識,防災,災害,火事,震災,地震,危機管理,非常食
メルマガ登録バナー
E-mail
お名前
※メールアドレスと名前を入力し読者登録ボタンで購読

アーカイブ