ベートーベン（1770〜1827 / ドイツの大作曲家）が楽譜の片隅に書き残した名言 [今週の防災格言300]

『 神に頼るとはなんたることだ。自らの力で自らを助けたまえ！ 』
“O man! help thyself!”

ルートビッヒ・ヴァン・ベートーベン（1770〜1827 / ドイツの大作曲家）

格言はスマイルズ（1812〜1904）の著書『自助論』（竹内 均翻訳（知的生きかた文庫 2002年））から、芸術家としての生涯を通じたベートーベンの「座右の銘」としてエピソードとともに紹介された部分より。

ある時、ピアノ奏者のモシェレス（Ignaz Moscheles /1794〜1870）が、ベートーベンにオペラ「フィデリオ（Fidelio）」のピアノ用楽譜を手渡したが、その最後のページの片すみに「神の助けによって、つつがなく演奏が終わるように（ Finis, with God’s help. ）」と記されていた。それを見たベートーベン（ Ludwig van Beethoven ）は、すぐにペンを取ると、その下にこう書き足した。

「神に頼るとはなんたることだ。
自らの力で自らを助けたまえ（ O man! help thyself! ） 」

原文では

When Moscheles submitted his score of “Fidelio” for the pianoforte to Beethoven, the latter found written at the bottom of the last page, “Finis, with God’s help.”
Beethoven immediately wrote underneath, “O man! help thyself!”
This was the motto of his artistic life.

Wikiより

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