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ゴルゴ13×外務省「ゴルゴ１３の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」（2017～2021年）から海外テロ対策の名言 [今週の防災格言729]

time 2021/12/13

『（海外テロ）安全のための三原則：目立たない、行動を予知されない、用心を怠らない』

ゴルゴ13×外務省「ゴルゴ１３の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」（2017～2021年）

近年、在外邦人もテロの標的になっている。

外務省では、2015年5月、シリア邦人殺害テロ事件を踏まえて「『在外邦人の安全対策強化に関わる検討チーム』の提言」を作成。
その後、2016年7月にバングラディッシュのダッカの襲撃テロ事件では日本企業の7名が犠牲となった。これを受けて、提言の実施状況の再検討が行われ、2016年8月に「点検報告書」がまとめられた。

そして…

2017年4月、ついに外務大臣は在外邦人の安全対策のためにデューク東郷（ゴルゴ１３）に協力を要請した―――。

曰く―――。

海外渡航・赴任に当たっては「自分と家族の安全は自分たちで守る」、「予防が最良の危機管理である」という心構えを持ち、行動に当たっては、「安全のための三原則」を守ることが、危険を避けることに役立ちます。

「安全のための三原則」とは、
１、目立たない
２、行動を予知されない
３、用心を怠らない
を指します。

当たり前のことのように感じますが、この三原則を慣れない海外生活の中で守り続けることは容易ではありません。常に自分の行動が「安全のための三原則」に敵っているかについて、意識して確認する必要があります。

「安全のための三原則」に則り行動し、様々な安全対策を講じ、日常的に情報収集を欠かさなかったとしても、不測の事態に直面する可能性はゼロではありません。従って、有事に遭遇した際の心構えや行動についても予め考えておく必要があります。

… … …

外務省で、さいとう・たかを氏（さいとう・プロダクション）の協力を得て、邦人のための海外安全対策の広告塔として「ゴルゴ１３」が採用され「ゴルゴ１３の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html というタイトルで、様々なテロのシチュエーションの劇画（漫画）と解説、映像を交えた対テロ啓蒙コンテンツ（全13話）が作成され、外務省ホームページ内に公開された。
コロナ下の最新エピソード「番外編（感染症流行下の世界と隙を狙う者たち）」は2021年3月公開。尚現在、外務省からの依頼内容は“ミッション・コンプリート”し終了している。

出典：ゴルゴ13×外務省「ゴルゴ１３の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」（2017～2021年） url: https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備（しそくゆうび）」

2024.04.18

さいとう・たかを（1936〜2021 / 漫画家代表作「ゴルゴ13」）の少年漫画『SURVIVA...

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『 "知性"と"行動力"・・・・このふたつがそろってこそ"人間"なんだ。』さいとう・たかを（1936〜2021 / 漫画家代表作「ゴルゴ13」シリーズ）格言は、大地震に遭遇し生き残った少年サトルの姿を描いた少年漫画の代表作『SURVIVAL サバイバル最終16巻（リイド社SPコミックス 1980年）』より。旅中の学校跡地で知り合った双子の兄弟について主人公の少年サトルの感想から。さいとう・たかを（本名：斎藤隆夫）は、劇画界の第一人者として日本を代表する漫画家の一人。和歌山県生まれ、大阪府堺市出身...

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小松左京が阪神淡路大震災の時に遺した格言（SF作家）[今週の防災格言190]

~~https://shisokuyubi.com/bousai-kakugen/index-334~~

『政府、自治体、そして国民も被害に対する兵站（へいたん）戦略を備えておく必要があります。次に何をするか考えておかないといけません。災害ストラテジー（戦略）が国民の常識となることが大切です。』小松左京（1931〜2011 / SF作家文明評論家代表作「日本沈没」）小松左京（こまつさきょう）氏は、星新一・筒井康隆と共に「SF御三家」と呼ばれる日本SF界を代表する小説家の一人。京都大学文学部を卒業後、1961（昭和36）年、月刊誌「SFマガジン」に掲載の「地には平和を」、翌1962（昭和37）年「易仙逃里記」で作家デビュー...

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