『 危険を察知する能力が人に備わっています。ところが、ほとんど危険を実感しない生活が続いているせいか、日本人のこの種の能力は退化の一途をたどっているようです。 』
真刈信二(生年不知 / 漫画の原作者 代表作『勇午』『オフィス北極星』)
真刈信二(まかり しんじ)氏は、ノンフィクションライターとして活動された後、訴訟社会アメリカを舞台にしたリスクコンサルタントの活躍を描いた『オフィス北極星』(作画・中山昌亮)で漫画原作者デビュー。代表作はフリーの交渉人を主人公にした社会派サスペンス漫画『勇午』(作画・赤名修)など。現在は講談社の月刊アフタヌーン誌で本格諜報アクション『スパイの家』(作画・雨松)を連載中。
格言は漫画『夢の掟(The Codes for Glory)第2巻(原作・真刈信二 作画・山本貴嗣)』(JETS COMICS 2001年)巻頭収録のコラム「RISK」より。
曰く―――。
日本人だけではなく、野生動物と比べると、われわれ人類は危険にはとても鈍感に見えます。それを補うため、人は情報の収集と分析の能力を開発してきました。目や鼻、カンなどに頼らなくても、迫りくる危険を察知し、それを避ける方法を見つけだすためです。
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