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手塚治虫が随筆集『ガラスの地球を救え -二十一世紀の君たちへ-』に遺した格言[今週の防災格言303]

time 2013/09/30

手塚治虫が随筆集『ガラスの地球を救え -二十一世紀の君たちへ-』に遺した格言[今週の防災格言303]


『 政治的な規制もなく、自主的に、生命の尊厳と生きるということの価値を情報によって子どもたちに与える態度をとることが、ぼくたち大人の高度情報化社会に対する何よりの心構えではないかと思います。 』

手塚治虫(1928~1989 / 漫画家 医学博士 「漫画の神様」)

格言は遺作となる随筆集『ガラスの地球を救え -二十一世紀の君たちへ-(光文社 1989年)』より。

手塚治虫(てづか おさむ)氏は、『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『どろろ』『火の鳥』『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』『ブッダ』など数々のヒット作で知られる漫画の神様。大阪府豊能郡豊中町(現豊中市)の3人兄弟の長男として生まれ、5歳から兵庫県川辺郡小浜村(現宝塚市)で育つ。1945(昭和20)年、大阪府立北野中学(現北野高校)を卒業すると、戦争体験から生命の尊さを深く知り、医学の道を志し大阪大学付属医学専門部に入学。在学中の1946(昭和21)年に4コマ漫画『マアチャンの日記帳』(『少国民新聞(後の毎日小学生新聞)大阪版』連載)で漫画家デビュー。翌1947(昭和22)年、酒井七馬原案の描き下ろし単行本『新宝島』がベストセラーとなり、1950年代から少年漫画・少女漫画・幼年漫画・大人漫画などに多くの連載を持ち、数々のヒット作を発表。戦後日本のストーリー漫画の礎を築き日本の漫画・アニメ文化を1989(平成元)年2月9日に60歳で死去するまで第一線で牽引し続けた。

■「漫画家」「アニメ」に関連する防災格言内の記事
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<防災格言編集主幹 平井 拝>

 

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