防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備(しそくゆうび)」

ルイス・ウルスアが鉱山落盤事故の時に残した格言(チリ・サンホセ鉱山落盤事故のリーダー)[今週の防災格言172]

time 2011/02/28

ルイス・ウルスアが鉱山落盤事故の時に残した格言(チリ・サンホセ鉱山落盤事故のリーダー)[今週の防災格言172]


『 我々には力があり、闘うことを恐れなかった。 』

“Tuvimos la fuerza para luchar por nuestra vida”

ルイス・ウルスア(1956〜 / チリ・サンホセ鉱山落盤事故のリーダー)

2010年8月5日、チリ共和国のサンホセ鉱山で落盤事故が発生した。約700メートル地下に作業員33人が閉じ込められた。僅かの食料と、気温35度、湿度85%という過酷な状況下で生存も絶望視されたが、17日後の8月22日に全員生存が確認される。現場監督だったルイス・ウルスア(Luis Urzúa)氏の強力なリーダーシップにより、事故から69日後の10月13日に全員が生還。ウルスア氏は最後となる33人目に救出され、その模様は「奇跡の生還」として世界で中継された。格言は救出後にチリ大統領を前にして語った言葉。2ヵ月以上にわたる過酷な地下生活でもリーダーを中心に皆が団結、助かろうとする強い意志と必ず助かると信じることが全員の無事帰還に大きく寄与した。

スペイン語では “Tuvimos la fuerza, tuvimos el espíritu, tuvimos la garra de luchar, de luchar por nuestras vidas, por nuestras familias. Eso fue lo más grandioso.”として紹介され、英語の外電で “The 70 days that we fought so hard were not in vain. We had strength, we had spirit. We wanted to fight, we wanted to fight for our families and that was the greatest thing.”として紹介された部分。日本の外電では「皆には強い精神力があり、闘う意欲に燃えていた。家族のために私たちは闘った」などと翻訳されて紹介されていたもの。

 

<編集長 拝>

 

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