先日、甲府市の最高気温が観測史上2位の40.4度を記録―――夏は「蒸し暑さ」ばかり想像してしまいがちですが、人の感じる暑さ(=体感温度)というのは、気温だけではなく湿度や風速も大きく関わっているのだそうで
す。
日本の最高気温歴代1位は、1933年(昭和8年)7月25日に山形市で記録された40.8度。
当時の新聞には「殺人的暑さ」と紹介されました。
ここで問題です。
日本一暑かった昭和8年のこの日、山形市の住民達は、本当に暑かったのでしょうか?
答え・・・実は猛暑や酷暑というには、余りにも不似合いな、とっても爽快な一日だったそうです。
この日の山形の風速は、南西の風3メートル、湿度は僅か26%と低かったそうです。
窓を開ければ、心地よいそよ風がサヤサヤと吹いていて、しかもカラッとした晴天だから、汗もかかず、住民たちはとても気持ちの良い一日を過ごしたのだそうです。
結局、その日、山形市の誰一人も「今日が歴史的な猛暑」だと気付かず、41度という温度計を見た測候所職員も「まさかそんなに暑いとは!?」と後で仰天したのだそうです。
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