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亀井静香が外国人参政権反対一万人大会で残した格言（政治家）[今週の防災格言512]

time 2017/10/16

『国家・国民を命をかけて守っていくのが、政治のありよう。』

亀井静香（1936～ / 政治家・衆議院議員(13期) 警察官僚運輸大臣(第69代)）

格言は平成22年4月17日に東京・日本武道館で開催された永住外国人への地方参政権（選挙権）付与に反対する「外国人参政権反対一万人大会」での発言から。
この大会は、初代内閣安全保障室長・佐々淳行氏、ジャーナリスト・櫻井よしこ女史らが呼びかけ人となり、市区町村長・議員715人を含む国民10,257人が参加したもの。

亀井静香（かめいしずか）は、広島県庄原市川北町出身の政治家。
修道中学、都立大泉高校を経て、昭和31（1956）年に東京大学経済学部入学。民衆救済に身を挺した大塩平八郎や西郷南州（西郷隆盛）に傾倒。大学卒業後の昭和35（1960）年に別府化学工業（現住友精化）に入社。60年安保闘争でデモ隊に対する警察のふがいなさに腹を立て「俺が警察を強くしてやる」との思いから辞職し、猛勉強の末、昭和37（1962）年に警察庁入庁。鳥取県警察本部警務部長、埼玉県警察本部捜査二課長等を歴任し、昭和46（1971）年、警察庁警備局の極左事件に関する初代統括責任者となり、成田空港事件、連合赤軍あさま山荘事件、日本赤軍テルアビブ空港事件等を陣頭指揮。昭和52（1977）年、警察庁警備局理事官、長官官房調査官を経て退官。
初出馬した昭和54（1979）年の衆議院議員選挙では「泡沫候補」と言われながら初当選。以降、衆議院議員を通算13期つとめた。
1994（平成6）年の自民、社会、新党さきがけ3党による「自社さ」連立政権の樹立に尽力し、村山内閣で運輸大臣（第69代）を務めたほか、建設大臣（第64代）、内閣府特命担当大臣（金融担当）、自由民主党政務調査会会長（第43代）、志帥会会長（第3代）、国民新党代表（第2代）などを歴任した。
2003（平成15）年の自民党総裁選に出馬し、当時の小泉純一郎首相に敗れ、小泉政権下で郵政民営化法案に反対し、2005（平成17）年8月の衆院解散に伴い、法案に反対した綿貫民輔（元衆院議長）らとともに国民新党を結成し自民党を除名された。その後は、国民新党を離党し、日本未来の党やみどりの風などを経て、無所属で活動していた。
2016（平成28）年からは、JALとの共同出資のコントロールリスク会社(株)ジェイエスエスの代表取締役会長に就任。
2017（平成29）年10月5日、10月の衆院選には出馬せずに政界引退を表明した。
亀井静香