本日(1月10日)は「110番の日」です。
110番は、事件・事故などの緊急時に、警察に通報するための緊急通報ダイヤルです。
110番通報は、日本全国で年間にすると約850万件以上、約3.6秒に1件の割合(令和3年中)でかけられています。
…ですが、そのうちの約2割(16%以上)がいたずら電話や間違い電話で、なかには身の上相談など緊急性のない電話なのだそうです。
110番は事件・事故などが発生した際、今すぐ警察に駆けつけてほしい場合のための緊急通報です。
緊急の対応を必要としない用件で110番にかけてしまうと、本来緊急を要する事件・事故への対応の遅れにつながり、結果として生命や身体の保護などに支障を生じさせる恐れがあります。
もし緊急でない場合は、ぜったいに110番にかけずに、警察の相談電話(ダイヤル)か最寄りの警察署に連絡しましょう。
ほとんど知られていないと思いますが、警察相談専用電話(ダイヤル)は「#9110」番です。
この機会に、覚えておきましょう!
なお「♯9110」番では、警察に対する様々なご相談に応じてくれます。
寄せられた相談内容に応じて警察の関係部署が連携して対応に当ってくれ、指導、助言、相手方への警告、検挙などといった、相談者の不安などを解消するために必要な措置を講じてくれます。
相談内容があまりに多岐にわたるために、管轄の警察署によっては「少年相談窓口」や「性犯罪」「犯罪被害者相談」「サイバー犯罪相談」など、相談内容に応じて専門の担当者窓口を案内される場合もあります。
また、相談内容によっては、他の機関「法テラス」「消費生活センター」「児童相談所」「女性相談所」などの専門の機関への引継ぎや紹介をしているのだそうです。
警察のサービス…割とすごいですね。