女性だとAEDが使われにくい、という救命処置の状況についてのまとめ(NHKニュースより) [編集長コラム]
「女性だとAEDが使われにくい」という研究結果はフランスやバリ島など世界中で言われていること、とのこと。
〇男性の声
「乳房があり、服を脱がす事に抵抗がある」
「助けた後にセクハラで訴えられるかもしれない」
「社会的地位を失う可能性のデメリットの方がデカイ」
〇有識者のお話
救命処置で訴えられることは「まず、ありえません」
「善意で人を助けるという救命処置の場合は、対象者を害するという悪意などがないかぎり、民事責任は問われることはありませんし罪になることもありません」
〇上から服をかけてもAEDの機能に影響はない
「服をすべて脱がす必要はないんです。AEDは電源を入れて2枚のパッドを素肌に貼りますが下着をずらして、貼ることで対応できます。またパッドを貼った後、その上から服などをかけて肌を隠すようにしてもAEDの機能に影響はないんです」
〇女性へAEDが使われることに配慮をした町がある
富山県立山町では、町立の小中学校や体育館、それに公民館の合わせて20か所に設置されているAEDと一緒に、胸の部分を覆うための三角巾を配備した。
・・・なるほど。
《FYI》
■NHK > 女性だとAEDが使われない? 救命処置の男女差(2019.05.08)
■NHK > AED 女性への使用に抵抗感? 京大調査(2019.05.06)
■思則有備 > AEDで助かる命 知っておきたい「AED」の使い方(2018.08.08)
■思則有備 > 心臓突然死は交通事故死の20倍、心臓マッサージで救命率は2倍に(2019.01.25)
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