辞林21

三省堂さんから出ている「辞林21」という大型の辞書です。通常の国語辞典に比べてカタカナ語や熟語、用例などが豊富なのが特徴です。私個人としましても辞書は学生時分から三省堂のものを良く利用していました。やはり内容が良いからです。

この辞書が何でお気に入りかと申しますと、実は１９９３年に「会社創立１５周年記念」の記念品として関係者のみに【Seiさんの本社】から配られたものなのです。定価６千円近くする物品を記念品とすることはさほど珍しくもありませんが、辞書を配るというのは「かなり変わっているな」などと思わずにはおれません。
以前勤めていた会社では、ちょうど４０周年創立記念がありました。その時に社員に配られた記念品は、社長が書いたとされる普通の書店ではほとんど見かけない「○○会社４０年の歩み」と題する意味不明の書籍。こんなの誰も読みません。そして、安っぽいボールペンも記念に付いて来ました。色々と話を聞くと記念品はボールペンなどが一般的なようです。

とにかく、友人の結婚式などに出席すると貰ってくる品々と一緒で「こんなの貰ったって、ど〜すればいいのでしょうか？」と貰った方が使い方に悩むような記念品はやめて欲しいですね。世の中はエコロジーです。つまらない記念品はゴミです。資源を大切にしましょう(^^;)。
・・・という訳で、物持ちして便利な記念品、特にあまり個人では買わないものであったりするととても感動します。「辞林２１」はまさにピッタリの記念品でお気に入りです。
なお、【Seiさん】２０周年の記念品は腕時計でした。こちらは少々コメントが難しいので割愛します（笑）。