防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備(しそくゆうび)」

スイス連邦政府が冷戦時代に国民一人一人に配布したマニュアル『民間防衛』に書かれている名言 [今週の防災格言78]

time 2009/05/11

スイス連邦政府が冷戦時代に国民一人一人に配布したマニュアル『民間防衛』に書かれている名言 [今週の防災格言78]


『 蜂蜜は、いつも流れ出ているわけではない。平和の状態がいつまでも続くとは限らない。だから、それに備えなければならない。 』

スイス連邦政府 連邦法務警察庁発行 「民間防衛」より(1969年)

永世中立国のスイス政府(国民保護庁)が冷戦時代を背景に1969年、スイス国民の一人一人が、戦争や自然災害など、あらゆる危険から身を守れるにと各家庭に無償配布されたマニュアルが「民間防衛」という冊子である。
食料や燃料の配給統制や食糧備蓄、戦争・核兵器・化学兵器への対策やそれらが使用されたときの行動などが仔細にわたり解説されている。
食料を輸入に頼るスイス政府は、第二次世界大戦の時、中立政策を維持したために、周辺の国から食料の輸入が困難になった経験がある。そのため、小麦を1年以上備蓄するといった公的備蓄制度が充実しており、また、一般家庭でも食料を自主備蓄することが推奨されている。
格言は翻訳本(原書房刊 2003年)より。

■「スイス」「食糧備蓄」に関連する防災格言内の記事
スイス連邦政府「民間防衛(1969年)」より[2](2017.01.09 防災格言)
スイスのパンはとっても不味い(2002.12.16 編集長コラム)
サミュエル・スマイルズの「自助論」(2010.09.13 防災格言)

 

<編集長 拝>

 

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