『 人類は自然の力に対して謙虚になれ 』
ワンガリ・マータイ(1940〜2011 / ケニアの環境保護活動家 ナイロビ大教授)
ワンガリ・マータイ(Wangari Maathai)博士は、2004年に環境分野の活動家として史上初、またアフリカ人女性として初となるノーベル平和賞の受賞者として知られる。ケニア共和国中部のニエリの農家に生れ、政府留学生として米ピッツバーグ大学に学び、ドイツ留学を経て、1971年にナイロビ大学で生物学博士号を取得、ナイロビ大学初の女性教授となった。祖国の貧困や環境破壊に心を痛め、1977年に「NGO(非政府組織)グリーンベルト運動」を設立。モイ独裁政権下で植林活動を通じ民主化運動を行ったため何度も逮捕されるが、2002年に国会議員に初当選、翌2003年に環境・天然資源省副大臣に任命された。ノーベル賞受賞後の2005年2月に来日した際、日本語の「もったいない」に感銘を受け「MOTTAINAIキャンペーン」を世界へ広めた。癌のため2011年9月25日に71歳で死去。
格言は、亡くなる3ヶ月前に行われた共同通信社の東日本大震災に関するインタビューより(出典:共同通信社編・加藤典洋解説『世界が日本んおことを考えている〜311後の文明を問う―17賢人のメッセージ(太郎次郎社エディタス 2012年)』)。
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