スイスのパンはとってもマズい―――「油断」というタイトルの新聞のコラムである。
スイスの代表的な料理『フォンデュ』は、「古くなったパンをごまかす」ために生活の知恵が生み出した料理だそうだ。
マズい理由は新しい小麦を使わないからで、スイスでは小麦を1年以上備蓄することが義務付けられているのだ。
もし欧州が戦争になった時、主食の輸入が難しくなるので永世中立を保持するにはパンくらいは国民に辛抱させるという。僅か数%に満たない確率の危機のために、国民にマズいパンを強いる政府とそれを受け入れる国民。
平和の代償は高いのである・・・さあ「市場」が機能しなくなった時に、貴方はどうするのか?
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