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意外と知らない電話サービス「 緊急番号 」と「 3桁電話番号サービス 」はいっぱいある!

time 2021/02/03

意外と知らない電話サービス「 緊急番号 」と「 3桁電話番号サービス 」はいっぱいある!

身の回りで起きたトラブルについて「すぐ相談したい」「対処を教えてほしい」といった時の助けになるのが、緊急番号の知識です。いざという時に全国どこからでも対処できる窓口に繋がるため、インターネット等で相談先を調べる手間をかけずに済みますよ。

また、役立つ電話サービスは緊急番号だけではありません。平時でも「電話相手が話中ですぐ繋がらない」等のちょっとした困り事は、専用の3桁電話番号サービスで解決できます。
今後見舞われるかもしれない災害や旅行中のアクシデントにもすぐ対応できるよう、 使える電話サービスの種類を確認しておきましょう。

110番、119番だけじゃない緊急番号


緊急番号と言えば「事件や事故なら110」「火事や病人が出たときは119」とのように、ここまでは思いつく人がほとんどでしょう。では、船の上でトラブルに遭遇した時や、ご近所から子どもの泣き声が聞こえる場合には、どこに電話すればいいのでしょうか。
電話サービスはすでにあらゆる事態を想定していて、表のようにさまざまな番号が用意されています。
電話番号内容
110警察に通報する
119消防や救急について緊急通報する
118海上保安庁へ緊急通報する
189児童虐待を通報・相談する
171災害発生時に知人・友人に伝言する
188消費者ホットラインに相談する

“118番”は海上トラブルの通報先

陸上のトラブルの通報先が110なら、海上のトラブルは「118」です。
電話が繋がる先は海上保安庁であり、警察と同じように海で起こる事件・事故・急病やケガなどに対応してもらえます。

【一例】118に通報するケース

    ● 不審な船を見かけた
    ● 無人で漂流している船を見かけた
    ● 遭難した船から油の流出が流出している
    ● 人が海に落ちた、船の上でけが人が出た(海上人身事故)

利用できる電話の種類


118への通報は、携帯電話・公衆電話・固定電話のほかに、もちろん船内備え付けの電話からでもOKです。
「事故を見かけたけど海上にいるので携帯が繋がらない」といった事態に備え、船のクルーから電話を借りれば繋がることを覚えておきましょう。

“171番” は災害用伝言ダイヤル

地震・津波・巨大台風などの被害が起きると、電話回線が一気に混み合います。そんな時に使えるのが災害用伝言ダイヤルの「171」です。
ダイヤルを回してボイスメッセージを残しておけば、被災地にいる人の電話番号をキーに「避難先は○○です」「家族は無事です」などの情報を伝えられます。

災害用伝言ダイヤルの操作方法


171は自動音声対応になっており、ガイダンスに従って自分で操作する必要があります。
ここでは、基本的な操作方法について紹介しておきます。

【操作方法①】録音する場合

    1. 171にダイヤル
    2. プッシュボタン「1」を押す※
    3. ガイダンスが流れる
    4. 被災地にいる人の番号を入力
    5. 録音開始

    ※「特定の人だけ伝言を聞けるようにしたい」といった場合は、4で入力する電話番号とは別に暗証番号(家族しか知らない番号など)を設定できます。

【操作方法②】伝言を聞く場合

    1. 171にダイヤル
    2. プッシュボタン「2」を押す※
    3. ガイダンスが流れる
    4. 被災地にいる人の番号を入力
    5. 伝言が流れる

    ※特定の人宛てに残されたメッセージを聞く場合、ここで暗証番号を入力します。

利用できる電話の種類


災害用伝言サービスの利用は、携帯電話・公衆電話・固定電話のほかに、ひかり電話からでもOKです。ただし、いわゆる黒電話(ダイヤル式電話機)からは繋がらないため、注意しましょう。

体験利用で練習しておくと安心


171は災害発生時しか開通していないため、いざとなった時に操作方法で困らないよう、下記の「体験利用期間」はお試しで利用できるようになっています。
特に災害発生の可能性がある地域に住んでいる人は、事前に操作方法を練習しておくと安心です。

【171体験利用サービスの実施日時】

    ● 毎月1日と15日の各0時~24時
    ● 1月1日~1月3日(正月三が日)の各0時~24時
    ● 8月30日~9月5日(防災週間)の各9時~17時
    ● 1月15日~1月21日(防災とボランティア週間)の各9時~17時

“188番”は困ったときの消費者ホットライン

買い物や投資でトラブルになった時は、消費者ホットラインの「188」で相談できます。
電話をかけると自動的に居住地域の消費生活相談窓口等に繋がり、自分で相談先を調べる必要がなく便利です。

【一例】相談できる消費者トラブル

    ● 身に覚えのない荷物が届いた
    ● 購入した商品が表示と違っている
    ● 強引な投資勧誘に遭っていて困っている
    ● 官公庁からハガキが届いたが、心当たりがなく怪しい
    ● インターネットで利用したサイトから高額請求が届いた
    ● ネットオークションで取引相手とトラブルになっている

利用できる電話の種類


188への相談は、携帯電話・固定電話・公衆電話などのほとんどの電話機から可能です。
ただし、一部のIP電話やプリペイド式携帯電話からは繋がらない点に注意しましょう。

188にかけても繋がらない時の対処法


消費者相談は常に多数寄せられており、188に電話をかけても話中で繋がらないことがあります。そんな場合は、営業時間内なら「平日バックアップ相談」でも相談対応してもらえます。

【平日バックアップ相談とは?】
国民生活センターが営業しており、管轄の消費者生活センターに繋がらない時のサブ窓口として開設されています。案内できる内容は通常の188で繋がる担当窓口と基本的に同じです。

    電話番号:03-3446-1623
    受付時間:平日の10時~12時・13時~16時

“189”は児童虐待の相談窓口

ご近所や知人に児童虐待の疑いがある場合は、189にダイヤルすることで児童相談所の窓口に繋がります。プライバシーが気になる人は匿名相談も可能です。

また、189の担当部署は「子どもに辛く当たってしまう」と悩んでいる保護者のサポートも行っています。育児の悩みを打ち明けられずに困っている人は、覚えておくと良いでしょう。

利用できる電話の種類


189への相談は、携帯電話・固定電話・公衆電話などのほとんどの電話機から可能です。
2019年12月3日以降は通話料も無料化されており、長電話になっても安心です。

知っておくと便利な3桁電話番号サービス

日常生活で起きるちょっとした電話の困り事でも、以下の3桁電話番号サービスが使えます。
時報や天気予報が聞けることは比較的よく知られているでしょう。一方で、電話相手が話中だった時に使えるサービス(159・114)があることは、あまり知られていないのではないでしょうか。

電話番号内容
117時報を聞く(有料)
177天気予報を聞く
104電話番号を案内してもらう
113電話の故障について相談する
116電話の新設・移転を相談する
159電話相手の話中が解除された時に知らせてもらう
114電話相手が話中か調べる
136最後に掛かってきた電話の情報を調べる
115電報を申し込む

まとめ


緊急番号は「110」や「119」だけではありません。他にもさまざまな番号があり、日常生活で起こる消費者トラブルから海上事故まで対処してもらえます。台風被害が相次ぐ昨今は、災害用伝言ダイヤルだけでも頭に留めておくと良いでしょう。
あわせて3桁電話番号サービスの種類も覚えておけば、電話利用のちょっとした困り事にも対処できます。是非活用してみてください。


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