本物のミリタリー食

私が扱っているサバイバルフーズ（マウンテンハウス）という商品は、アメリカ陸軍省でも使用されています。正式には、現在の米軍内部の料理人が独自の給食メニューを作成しており、そのレシピに従って食品を加工して米軍に卸しています。軍で消費される乾物系の食事メニューのほとんど全てがオレゴンフリーズドライ社で作られています。

サバイバルフーズの製造元であるオレゴンフリーズドライ社が、最近、米軍用商品のパンフレットを作ったのですが、それが先日送られてきたので、これから翻訳作業にかかります。
そのうちセイエンタプライズのＷＥＢページで紹介する予定です。お楽しみに。

パンフレットの表紙

ついでに、過去に紹介したアメリカ軍のサバイバルフーズ写真も、ここのブログには載せていなかったので何枚か紹介しておきます。

上が、第88空挺部隊の訓練中の食事風景。食べているのはサバイバルフーズと同じ物です。
下が、数年前にイラク占領前の駐留軍からOFD社に送られてきた写真です。どこの部隊かは分かりません。

下のは、ブッシュ政権下のイラク戦争開戦の当時、フランスなどはその戦争の正当性に疑問符を投じており、国際政治の舞台で色々と米政府に動きがあった頃に送られてきた現地隊員からの写真と（感謝の）手紙のようです。この時、日本のマスメディアではあまり取り上げられなかったのですが、米政府からの働きかけにより、米軍に少しでも関係する人物や機関や会社に宛てて、イラク駐留部隊から多数のお礼状のようなものが多量に送られていた時期のようです。公式には隊員の個人個人が勝手にお礼状を送ったことになっているのかもしれませんが、いわゆる世論を味方にしようとした政治的な意図があるのではと、色々と憶測が言われていました。

※関連情報リンク
■ミリタリーレーション製品 / セイエンタプライズ
■アメリカ軍（ＡＲＭＹ仕様缶）向けの商品について / Seiさんのお店