正確には政治家は職業ではないが、選挙に勝ってナンボの政治家は、いわば人気商売でもある。
インターネットが普及した今、政治家もブログを開設したり、ツイッターで発言したりと、自らすすんで情報を発信するようになった。
そして、震災以降、政治家のブログなどの発言中で、復興や被災者、震災孤児について言及することが多くなった。
未曾有の災害の後で、人として心を痛め、日本人として復興を願い、そして、政治にかかわる者であれば将来を憂い、どうにかしたいと考えるのは当然だ。
しかしながら、最近どうも、私は、それら政治家の日記的な発言に多く見られるフレーズ「 願わずにはいられない 」というものに違和感を感じている。
日記というよな個人の感想であれば「復興を願う」のは人として当然の情動である。
でも市井の者ではなく、その代表者たる政治家は、一個人として「願う」より「それを実現させる(実行者)」立場にあるのではないか。
だから、どうにも政治家の気軽なブログ発言に、私は、まるで他人事のような、政策しないもんね、と自らの責務を放棄したような、そんな一種の悪寒を覚えてしまっているようだ。
日記にいちいち反応している私も、震災で、だいぶ心がブルーになっているのかもしれない。
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