防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備(しそくゆうび)」

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どうでもいいこと(防災対策論)

time 2010/10/04

どうでもいいこと(防災対策論)
どうでもいいこと(防災対策論)  [編集長コラム]

防災対策 」という言葉がある。

防災とは、災害を防ぐことで、
対策とは、ある問題に対して取られる方策をさす。

そのため「防災対策」は「災害を防がない」という意味になってしまう。
言葉の誤用でもあるのだ。

理系出身(工学・医学)の私なんかの場合は、意味が伝わればどうでもいい、と思っている。

でも、文系出身(法律)の知り合いは、こういう用例違反にはやたらとうるさい。

政府(内閣府)や行政など公的な機関になると、
「誤用だ!」と国民からつまらないお叱りがはいることを踏まえて
「震災対策」「災害対策」「地震対策」と言い換えて使っている。
ちゃんと正しい用いかたを心得ている。
わかっているのである。

しかし、地球物理学者など、学者肌筋になればなるほど、この「防災対策」という用語を良く使っている。
私も良く使う。間違いだと分かっていても使う。

なぜなのだろう。

理系の性なのだろうか。

「震災+対策」「災害+対策」などという正しい使い方をすると、
何となしに「 災害を防ぐ対策を局地的にするだけ 」といった、とても限定的な意味に感じて、違和感を覚えてしまう。

対して「防災」というと、
遥かに範囲が広く、災害用の公共事業も、個人の対策も含めて、広域にカバーしている対策なんだな、という、まるで数字のマジックを見せられたような錯覚に陥る。

だからあえて理系人間は「防災対策」を使うのかもしれない。

<編集長 拝>

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