防災の日―――今から82年前の大正12年(1923年)9月1日の土曜日、お昼の11時58分、関東地方を未曾有の大地震が襲いました。
東京と横浜では大火災も発生し、死者・行方不明者あわせて14万2千人もの人が亡くなる未曾有の大災害となりました。関東大震災です。
地震発生がちょうど昼食時で火を使う時刻だったため、各所で火災が同時多発しました。東京では地震の揺れによって水道管が破壊され消防の役に立たず、また運の悪いことに、この日、能登半島沖には台風が停滞していて、その影響で関東地方は強風が吹きあれ、火はあっという間に延焼し、2日後の9月3日午前10時頃まで東京を焼き尽くしました。
この関東大震災を忘れないために、1960年に「毎年9月1日」を『防災の日』と定め、各地で防災訓練が行われるようになりました。毎年この時期は、台風などの風水害も多い季節でもあります。
防災の日の9月1日は、毎年、家族で集まり、防災について話し合う家庭内イベントを行うようにしましょう。
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