離島―――通信販売で配送の注意書きを見ると、以下の地域は別途送料がかかります・・・などと必ず書いてあるのが離島である。
そんな離島の中で、伊豆諸島と小笠原諸島、日本最南端の沖ノ鳥島から最東端の南鳥島までの住所は「東京都」だったりする。とても不思議な住所なのだ。
伊豆諸島の新島に観光に行けば、ほとんどの人は、車のナンバープレートが「静岡」でなくて「品川」となっているのに驚きの声をあげる。
1月1日には海開きを迎えてしまう小笠原諸島の父島など、むしろグアムとサイパンに近いと思っていた人も多かろう。
で、なんで東京都なのか?
伊豆諸島も小笠原諸島も、財政的なことや政治的なことなどから日本の首都・東京が管轄した方が都合がよい・・・ということになったらしい。
江戸時代、台風の影響で農作物が育たなく、貧困にあえいでいた伊豆諸島を援助するため、幕府直轄になったという。一方、小笠原諸島も、幕末にイギリスやアメリカと領有権をめぐりもめたそうで、政府が管轄した方が良いだろうとなったそうだ。
そう言えば、日本の領海とニュースで流れる沖ノ鳥島なんて、島というよりは、ただのコンクリートの塊にしか見えませんもんね・・・。
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