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佐多稲子が関東大震災で被災した時の名言(1904~1998 / 小説家)[今週の防災格言505]

time 2017/08/28

佐多稲子が関東大震災で被災した時の名言(1904~1998 / 小説家)[今週の防災格言505]

『 街は誰も声を立てぬままで騒然となっていた。 』

 

佐多稲子(1904~1998 / 小説家 代表作『樹影』『月の宴』など)

 

格言は関東大震災(1923年)の逸話から。

佐多19歳、日本橋の丸善書店洋品部の店員として働いているときに大きな揺れに遭遇している。

(出典は、戦前の経験や活動を描いた自伝『私の東京地図(1946年)』の「池之端今昔」より。)

曰く―――。

ガラス窓のある鉄筋コンクリートの建物が大きく震れるとき、ガチャーン、ガチャーン、と瀬戸物を入れた籠か、ビール瓶をいっぱい詰めた箱でも揺すぶるような音がした。
・・・≪中略≫・・・
大きな建物ごと、ガチャーン、ガチャーンと揺すられるたびに、私は自分を、大きな箱の中に入れられた玩具のひとつのように感じた。だがその箱の周囲は広くて、高くて、箱そのものがいつもの高い天井よりもずうっと恐ろしかった。
最初の揺れがひと先ず終ったとき、みんな外へ出ろ、と誰かにうながされて、私は抱き合っていた連れといっしょに、入口から外へ出た。出たとたんに、筋向うの野沢組(※株式会社野澤組、輸入雑貨の卸売)の赤煉瓦の建物が、ざあっと前へ崩れ落ちた。あっ、これが大地震なのだ、と、私はその瞬間にはじめて、今の経験を見定めた。電車通りは、一瞬の夢魔に立ちすくんだ表情から、驚愕へざわめき立つところであった。私たちは真向いの荒囲いの空地へ集まった。
・・・≪中略≫・・・
店ではすぐそのままおもいおもいの方向に連れを作って帰ることになった。電車は停まってしまっている。私などはいちばん遠い路を歩かねばならなかった。私は少しでも身軽にとおもい、芳子に私の弁当箱をあずけた。そわそわしたおそろしい思いと、これから歩いてゆかねばならぬ覚悟に、私の身体はこまかく慄えている。
・・・≪中略≫・・・
私は洋書部の女店員のひとりと男店員二人と四人連れで歩き出した。野沢組の赤煉瓦は表どおりへくずれ落ちて、うず高くなっている。私たちがそのそばを通るとき、一人の巡査がその煉瓦の小山の上に乗って手を振っていた。その煉瓦の下に、青バスの車が一台埋まっている、と、大きく書いた板きれを立てていた。
・・・≪中略≫・・・
顔見知りの若い男店員二人と四人連れは、日本橋の橋を渡って本石町へ出て行ったが、丁度三越の前へ差しかかったとき、にんべんのあった横町通りで、一軒のビルディングの高い窓のひとつひとつから、火焔が外に吹き出していた。高い窓のひとつひとつから放出する火焔が、昼間でもまっ赤に見え、その凄まじさに誰も手をつけようとしていない異常な風景が、おののいた私の心に恐ろしさをそそった。街は誰も声を立てぬままで騒然となっていた。たくさんの人々が歩いてゆく。和泉橋から三筋町(みすじまち)の方へ出てゆくと、この辺りでは家の前に家財を運び出した人が、その傍らに坐って、空の煙りを眺めていた。空は地上から湧き起る煙で黒雲を捲き上げていた。厩橋から吾妻橋へかかると、千住の方の空はもうまっ黒で、吾妻橋ぎわはその方から逃げてくる人々で先きへはゆけなくなっていた。
「ええ、もう千住は焼けていますよ」
と、すれ違う男が答えてゆきすぎる。
「私、どうしましょう」
と、千住へ帰る私の連れは泣き出してしまった。吾妻橋の向うの業平も黒煙が捲いている。私はその煙りにさえぎられぬうちに橋を渡ってしまわねばならない。私は三人に別れて、ひとりになり吾妻橋の上を走った。

… … …

佐多稲子(さた いねこ / 窪川稲子 本名:佐多イネ)は、戦前のプロレタリア文学運動を代表する女性作家の一人。

父が18歳の中学生、母が15歳の女学生のときの子として長崎市で生まれる。両親がいずれも十代の学生だったことから、戸籍上は父方の祖母の弟に仕えていた奉公人の長女として届けられ、5歳のとき養女として実父母の戸籍(田島家)に入籍している。
1915(大正4)年、11歳のときに、結核で亡くなった母の治療費や父の放蕩などで家計がひっ迫し、叔父を頼って、父や祖母とともに長崎から上京し、向島小梅町(現・隅田公園内)の家に身を寄せた。
牛嶋尋常小学校5年生に転入するが、生活は貧しく、家計を助けるため小学校を中退し神田のキャラメル工場や中華そば屋、料亭、メリヤス工場などで働いた。20歳で資産家の長男との最初の結婚をするが、間もなく離婚。
カフェの女給として働く中で、雑誌「驢馬」の同人だった中野重治、堀辰雄、窪川鶴次郎、西沢隆二らと知り合い親交を結び、中野の強い勧めから文学の道に進んだ。
窪川と恋愛関係となり後に結婚。東京府の戸塚町上戸塚(現・新宿区)に住む。夫の影響を受け、プロレタリア文学運動に入り、1928(昭和3)年、24歳のとき、初の小説『キャラメル工場から』を窪川いね子名義で雑誌「プロレタリア芸術」に発表し作家デビュー。
1931(昭和6)年、日本プロレタリア文化連盟に加盟し「働く婦人」の編集委員となり、翌1932(昭和7)年、当時非合法であった日本共産党に入党。革命運動と家庭生活の間で悩み、戦後、窪川と離婚し筆名を佐多稲子とする。敗戦後も婦人民主クラブの創立や民主化運動に貢献するなどしたが、1964(昭和39)年、日本共産党の方針と対立して中野重治らと共に除名された。
最後の随筆集『あとや先き(1993年)』までの65年間に、自らの体験や取材をもとに様々な問題作を描き続け、1962(昭和37)年『女の宿』で女流文学賞受賞、1972(昭和47)年『樹影』で野間文芸賞受賞、1975(昭和50)年『時に佇つ』で川端康成文学賞、1983(昭和58)年『夏の栞』で毎日芸術賞受賞、1986(昭和61)年『月の宴』で読売文学賞受賞。 1998(平成10)年10月12日、敗血症ショックにより死去。享年94。









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著者:平井敬也(週刊防災格言編集主幹)

 

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